オーストラリアへの留学を決めたものの、「いつから何を始めるべきか」と悩んでいる方も多いことでしょう。
海外留学を成功させるには、留学前に計画をしっかりと立て、準備を進めることが重要です。
本記事では、オーストラリア留学に向けた具体的なスケジュールと、各時期におこなうべき準備について詳しく解説します。
渡航までの流れを把握し、スムーズに留学準備を進めるための参考にしてください。
オーストラリア留学の準備を始める時期は?
留学の準備を計画する際、準備を始める時期を把握しておくことは重要なポイントです。
また、海外留学をするためにはビザの申請が必要です。
準備期間は留学先やビザの種類によって異なるため、余裕をもって準備をしましょう。
以下は、オーストラリアへ留学する際に必要な準備期間の目安です。
留学の種類 | 準備に必要な期間 |
観光ビザ(ETA)で短期留学 | 3か月前から |
ワーキングホリデー | 3〜4か月前から |
学生ビザで長期留学 | 5〜6か月前から |
専門学校/大学 | 6か月〜1年前から |
オンラインでビザを申請すると、比較的スムーズにビザが取得できることが多いです。
ただし、予想以上に時間がかかる場合もあるため、余裕をもったスケジュールで留学準備を進めましょう。
【出発の12~6か月前】
オーストラリアの専門学校や大学に留学する際、出発の12〜6か月前から準備を進める必要があります。
この期間は、留学の目的を明確にするとともに、現地の情報を集め、具体的な計画を立てましょう。
第1ステップ
- オーストラリア現地の情報を集める
- 留学先の都市を決める
- 進学先の学校と希望コースを決める(語学学校、専門学校、大学など)
- 滞在方法を決める(ホームステイ、学生寮、ルームシェアなど)
- 渡航時期を決める
- 言語学習を始める
以下では、留学準備を始めるにあたって、最初の段階で取り組むべきことについて、一つひとつ解説します。
留学の目的を明確にして学校選定をする
オーストラリア留学の計画を立てる際は、まず留学の目的を明確にしましょう。
海外留学で得られるものは英語力だけではありません。
家族や友人から離れて外国で生活するなかで、主体性や積極性を養うこともできます。
さらに、異文化のなかで外国人と交流していくことで、異文化理解や適応力が身に付くのも大きなメリットです。
そのため、英語力向上にプラスして、自分の成長に繋げることを目標にしてもいいでしょう。
また、海外での就労経験や資格・学位を取得し、キャリアアップを目指す方もいます。
そして、留学する目的が決まったあとは、語学学校や専門学校、大学など、留学する学校のタイプを決めましょう。
実際に学校を選ぶ際には、立地、費用、評判の3つの観点から検討するのがおすすめです。
現地情報収集
留学先の学校が決まったら、その学校が位置する都市の情報を集めましょう。
現地にいる留学生や過去に留学経験のある人の口コミを参考にすることもおすすめです。
また、留学生のSNSなどもチェックすると有益な最新情報が得られます。
さらに、海外留学では安全面にも十分配慮することが重要です。
外務省の海外安全ホームページなどで現地の治安情報をこまめにチェックし、安全に関する情報をつねに把握できるようにしておきましょう。
\留学に関するお役立ち情報を発信中!/出願手続き
学生ビザを取得するには、受け入れ先の語学学校や大学から発行される入学許可証(CoE)が必要です。
1年前までには留学先の学校を決定し、スケジュールに余裕をもって、入学手続きを進めましょう。
なお、語学学校に留学する場合は、留学エージェントを通じてのみ出願が可能なケースもあります。
そのため、学校選びの段階から留学エージェントに相談するのも一つの手です。
一方、大学への出願は、個人でも手続きできるケースがほとんどです。
ただし、英語力が不足していると、手続きでつまづいてしまうこともあります。
英語力に不安がある方は、留学エージェントのサポートを利用することをおすすめします。
\語学対策から出願手続きまで一括サポート!/留学資金
海外留学の資金は、計画的に準備することが大切です。
留学に必要な金額は滞在期間や学校によって異なりますが、留学期間が長くなるほど、より多くの資金が必要となります。
オーストラリアの語学留学に必要な費用の目安は以下のとおりです。
期間 | 金額 |
1か月 | 60万円〜 |
3か月 | 130万円〜 |
6か月 | 250万円〜 |
1年間 | 340〜500万円 |
学生ビザの取得には、移民局から残高証明の提出を求められる場合があります。
2023年10月から、学生ビザの申請に必要な最低金額が引き上げられ、24,505オーストラリアドルで、約250万円(1AUD=約103円)となりました。
上記の金額は、あくまで学生ビザの申請のために必要な年間の生活費の目安です。
ただし、留学先の都市や現地での過ごし方によって、さらに多くの費用がかかる可能性もあります。
安心して留学生活を送るためにも、十分な留学資金を準備しておくことが重要です。
出典:オーストラリア政府HP
言語学習
オーストラリア出発までに英語力をできるだけ向上させておくことも、留学準備の重要な一部です。
出願手続きやビザ申請と並行して、継続的に英語学習を進めるようにしましょう。
留学までに身につけるべき英語力の目安は、IELTS 5.5以上、英検2級程度です。
語学学校の初級クラスに入学する場合、入学時点では英語力が必須でない場合もあります。
しかし、オーストラリアへ到着後は、すべてのコミュニケーションは英語になります。
日本語が通じない環境で不安やストレスを感じないためにも、日常生活に支障がでない程度の英語力は必要といえます。
また、大学に入学予定の方の方は、入学時に中級レベルの英語力があっても、油断はできません。
現地の大学で授業内容を理解し、ネイティブのクラスメイトや他国の留学生とコミュニケーションをとるためには、英語力をさらに高める必要があります。
留学中は積極的にコミュニケーションをとり、英語力を向上させることが大切です!
【出発の6~4か月前】
オーストラリア出発の6〜4か月前は具体的な手続きを同時進行で進める段階に入ります。
それぞれの手続きの詳細について、チェックしていきましょう。
第2ステップ:実際に申し込みをする
- パスポートを申請する
- 滞在先の入居手続きをする
- 海外留学生健康保険(OSHC)に加入する
- 健康診断を受ける(ビザ申請に必要な方のみ)
- 留学費用を支払う
- 各種ビザを申請する(学生ビザ、ワーキングホリデービザ)
パスポート
パスポートがなければ、ビザの申請や場合によっては航空券を購入もできません。
まだパスポートを持っていない方やパスポートの有効期限が切れている方は、できるだけ早く申請手続きをおこないましょう。
通常、パスポートの申請にかかる期間は、約1〜2週間です。
また、現在パスポートを持っている方は、留学終了時期までの有効期限が残っているかをかならず確認してください。
なお、パスポート更新は有効期限が1年未満になった日から可能です。
パスポートの種類と申請にかかる費用は、以下のとおりです。
パスポートの種類 | 費用 |
5年用パスポート | 11,000円 |
10年用パスポート | 16,000円 |
パスポートの申請手順
パスポートの申請手続きは、以下のとおりです。
- 一般旅券発給申請書に記入する(5年用または10年用)
- 申請書と必要書類(戸籍謄本、住民票の写し、パスポート用写真)を提出する
パスポート申請は、パスポートセンターや市町村の窓口でおこなってください。
申請書は窓口に用意されているため、その場で記入できます。
また、外務省のウェブサイトから申請書をダウンロードし、事前に記入することも可能です。
なお、パスポートの申請には戸籍謄本が必要で、基本的に本籍地の市役所での発行となります。
マイナンバーカードを持っている方であれば、コンビニでも取得ができます。
滞在先の入居手続き
留学中の滞在先への入居手続きは、学校の入学手続きと並行して進めてください。
オーストラリアでの滞在方法には、主に以下の6つのタイプがあります。
- ホームステイ
- 学生寮
- シェアハウス
- ユースホステル、バックパッカーズホテル
- ホテル
- Airbnb
語学学校が斡旋する滞在先としては、ホームステイが一般的です。
また、一部の語学学校ではホステルを寮として提供しているケースもあります。
大学内には学生寮がある場合が多いですが、シェアハウスに滞在する留学生も多いです。
また、短期留学の場合は、ユースホステルやバックパッカーズホテル、ホテル、Airbnbなどに滞在するという選択肢もあります。
ユースホステルやバックパッカーズホテルは比較的安価で、滞在日数を自由に選べますが、複数人で部屋をシェアするため、盗難リスクに注意が必要です。
Airbnbは、空き部屋や家をホストから借りるサービスで、日本では民泊とも呼ばれます。
オーストラリア到着直後の滞在先として便利なため、おすすめです。
海外留学生健康保険(OSHC)
海外留学生健康保険(Overseas Student Health Cover)は、オーストラリア留学中の医療費をカバーする保険です。
オーストラリア政府は、学生ビザを持つ留学生に対して、OSHCへの加入を義務付けています。
そのため、学生ビザ申請時には、OSHCの加入証明書が必要です。
OSHCへの加入手続きは、オンラインでおこなうことが可能です。
保険料は、年間で約600オーストラリアドルで、日本円で約62,000円です。
なお、OSHCは現地での医療費をカバーする保険のため、携行品の補償や賠償責任補償などは含まれていません。
そのため、心配な方はOSHCに加えて海外旅行保険にも加入しておくと安心です。
健康診断を受ける
オーストラリアの学生ビザを申請する際、健康診断書は原則不要です。
ただし、ビザの審査の過程で健康診断書の提出を求められるケースもあります。
ビザの審査中に移民局から指示があった場合は、速やかに病院を受診しましょう。
また、現地の製薬工場や医療機関、育児施設での就労や研修予定などがある場合は、胸部レントゲン検査を受ける必要があります。
さらに、年齢や病歴によっては、内科検診やHIV、B型肝炎などの検査が求められることもあるため、連絡を受けた際には必要な検査項目をしっかり確認してください。
ビザ申請
オーストラリアで語学学校や大学などの教育機関に3か月以上留学する場合は、学生ビザの取得が必要です。
学生ビザの申請は、オーストラリア移民局のオンライン申請システムを利用します。
まずは移民局のウェブサイトでImmiアカウント(マイアカウント)を作成してください。
学生ビザの申請の流れ
- ①申請に必要な書類を確認し、準備する
- ②Immiアカウントを作成し、オンラインでビザを申請する(書類に不備があった場合は、速やかに対応する)
- ③ビザ発給のメールが届き、学生ビザ取得完了
以下に学生ビザ、ワーキングホリデービザ、観光ビザ、それぞれの基本情報をまとめました。
学生ビザ | ワーキングホリデービザ | 観光ビザ | |
正式名称 | Student Visa | Working Holiday Visa | Electronic Travel Authority |
サブクラス(ビザの分類) | 500 | 417 | 601 |
有効期限 | コース期間+1,2か月 | 入国から1年間 | 1年間 |
滞在期間 | 3か月以上〜5年以内 | 1年以内 | 3か月以内 |
就学期間 | 18週間以上 | 17週間以内 | 12週間以内 |
就学条件 | フルタイム(週20時間以上)で受講 | なし | なし |
対象年齢 | 6歳以上 | 18〜30歳 | 制限なし |
就労条件 | 2週間で最大48時間まで | 同一雇用主のもとで最長6か月間 | 不可 |
申請方法 | オンライン(オーストラリア国内・国外) | オンライン(オーストラリア国外) | オーストラリア、ETAアプリ |
申請料金 | 1,600オーストラリアドル | 650オーストラリアドル | 20オーストラリアドル |
ビザの延長 | 可 | 条件により、セカンドビザやサードビザの取得が可能 | 不可 |
家族の同伴 | 可 | 不可 | 不可 |
滞在期間や就学条件などを考慮し、自分の留学プランに適したビザを取得しましょう!
【出発の2~3か月前】
オーストラリアへの出発が2〜3か月前になったら、渡航準備に入りましょう。
第3ステップ:渡航準備
- 航空券を購入する(週末着の便がおすすめ)
- 携帯電話やインターネットの契約内容を確認する
- 海外旅行保険に加入する
- クレジットカードを準備する
- 歯の治療を受ける(海外旅行保険ではカバーされないため)
- 国際運転免許証を申請する(必要な場合のみ)
上記それぞれの手続きについては、数か月前に完了させておくと安心です。
以下では、各項目について詳しく解説します。
航空券の手配
オーストラリア行きの飛行機は成田、羽田、関西空港から直行便が出ており、主要な都市へは乗り換えなしで行けます。
航空券は、渡航日が確定してから購入するようにしましょう。
購入後の変更やキャンセルには手数料がかかるため、注意してください。
航空券にかかる費用は、渡航時期や航空会社によって大きく変動します。
快適なフライトを重視するなら、従来の航空会社であるFSC(Full Service Carrier)がおすすめです。
一方、費用を抑えたい場合は、格安航空会社であるLCC(Low Cost Carrier)を選ぶといいでしょう。
なお、オーストラリア行きの航空券は、6月と10月が比較的安くなるため、渡航時期を調整するのも一つの手です。
また、空港に到着後に滞在先までスムーズに移動できるよう、事前に周辺の地図やアクセス方法を、チェックしておくと安心です。
携帯電話/インターネット
オーストラリア留学中、現地で利用できる携帯電話やインターネット環境は必須です。
1か月以上滞在する場合は、現地のSIMカードを購入するのが便利です。
海外のSIMカードを使用するには、スマートフォンがSIMフリーである必要があります。
自分のスマートフォンがSIMフリーかどうかが不明な方は、携帯ショップなどで確認しましょう。
一般的に、海外のSIMカードは月額払いよりもプリペイドの方が安く利用できますが、現地キャリアの多くは月額払いにおいて、初月の使用料が半額になるなどの割引プランを提供しています。
オーストラリアで使われている主要キャリアと格安SIMは、以下のとおりです。
【オーストラリアの主要キャリア】
- Telstra
- Optus
- Vodafone
【オーストラリアの格安SIM】
- amaysim
- Southern Phone
- colesmobile
- Catch Connect
留学期間や予算に応じて、プリペイドまたは月額払いなど、自分に合ったプランを選択することが大切です!
国際運転免許証
オーストラリアで車を運転したい場合は、国際運転免許証が必要です。
日本の運転免許証を持っている方は、国際運転免許証を取得することで、オーストラリアを含む、ジュネーブ条約加盟国で運転が可能です。
国際運転免許証は、各都道府県の運転免許センターや警察署で申請でき、有効期間は発行から1年間です。
ただし、日本の運転免許証の有効期限が切れると、国際運転免許証も失効になります。
そのため、日本の運転免許証の有効期限が1年未満の方は、早めに更新手続きをおこなっておきましょう。
国際免許証の申請に必要な書類
- 運転免許証
- 証明写真1枚(パスポートサイズ)
- パスポート(原本)
- 国際免許証(以前取得したものがある場合。古いものも含む)
- 手数料(2,350円)
運転免許センターで手続きした場合は即日発行されますが、警察署で手続きした場合は発行までに約2週間かかります。
出典:警視庁
【出発の1か月〜2週間前】
出発直前の1〜2か月前は、日本の市役所での手続きや荷造りなど、最終的な準備を進める時期です。
日本国内での必要な手続きや、オーストラリアに持っていくべき書類などに漏れがないよう、念入りなチェックが必要です。
第4ステップ:渡航直前の手続き
- 滞在先、空港出迎え、学校初日のスケジュールなどを最終確認する
- 市役所への届出を済ませる(海外転出届、住民税、国民健康保険、国民年金)
- 持ち物リストを作成し、荷造りする
海外転出届/住民税/国民健康保険/国民年金
海外留学などで長期間日本を離れる場合、住民票や健康保険、年金などの手続きをおこなう必要があります。
海外へ住所を移す場合は、海外転出届を区役所や市役所に提出しましょう。
海外転出届は、渡航の2週間前から届出が可能で、提出をすると住民票がなくなるため、国民健康保険料や住民税の支払い義務もなくなります。
ただし、海外に出国しても、1月1日時点で日本に住んでいた場合、その年の納税義務は発生します。
出国後の納税が困難な場合は、代理で手続きをおこなう納税管理人を指定する必要があります。
また、確定申告している方は、出国前に確定申告を済ませるか、納税管理人が申告をおこなうことが求められる場合があります。
もし滞納した場合、加算税や延滞税が発生することがあるため、該当する方は国税庁のウェブサイトなどで詳細を確認するようにしましょう。
さらに、留学中は国民年金の支払いも免除されますが、その期間は国民年金を受け取る際の資格期間には含まれません。
そのため、将来の年金支給額が下がることになります。
年金額を減らしたくない方は、任意で国民年金に加入し続けることができるため、支払い方法を確認するようにしておくと良いでしょう。
出典:国税庁
持ち物リストを作成
荷造りをする際は、持ち物リストを作成して準備を進めると良いです。
飛行機に無料で預けられる荷物の重量には制限があるため、日本から持っていくべき物と、現地でも調達可能な物を分けて考えましょう。
また、オーストラリアでは固有の動植物の保護や環境維持のため、入国時の検疫が厳しくおこなわれています。
とくに、食品や動植物の持ち込みは厳しく制限されているため、注意が必要です。
ただし、申告すれば持ち込み可能なものもあるため、事前に在日オーストラリア大使館の公式サイトで確認しておくと安心です。
また、スーツケース選びも重要です。
留学期間に応じた適切なサイズで、できるだけ軽いものを選ぶようにしましょう。
一般的に、航空会社に無料で預けられる荷物の重さは大体23kgですが、スーツケース自体の重さも含まれます。
数か月〜1年程度の留学であれば、85〜100Lで、5kg以内のスーツケースがおすすめです。
オーストラリア渡航直前
いよいよオーストラリアへ出発です。
国際線の搭乗手続きは、出発時刻の2時間前までに済ませる必要があるため、時間に余裕をもって空港に向かいましょう。
オーストラリア到着後は、入国審査を受け、問題がなければ荷物を受け取ります。
空港送迎サービスを依頼している方は、到着ロビーで担当者と合流してください。
オーストラリアに到着後、アルバイトを予定している方は、銀行口座の開設やタックスファイルナンバー(納税者番号)の取得が必要です。
第5ステップ:現地での手続き
- 銀行口座を開設する
- レンタル携帯電話を契約する
- タックスファイルナンバーを取得する
銀行口座開設
長期留学を予定している方は、現地で銀行口座を開設するのがおすすめです。
銀行口座があれば、留学中に日本から海外送金してもらうことも可能になります。
また、現地でアルバイトをする際の給与振込先としても利用できます。
オーストラリアの主要な銀行は、以下の4つです。
- Australia New Zealand Bank
- Commonwealth Bank
- Westpac Bank
- National Australia Bank
上記銀行のキャッシュカードはデビットカードとしても利用でき、日本以上にキャッシュレス決済が普及しているオーストラリアでは重宝するでしょう。
また、銀行口座の開設に必要なものは以下のとおりです。
- パスポート
- 預ける現金(数十ドル)
- 住所
- 電話番号
- 日本のマイナンバーの番号
※入国後6週間以内の場合
最近では、銀行口座開設に日本のマイナンバーが必要なケースが増えているため、渡航時はマイナンバーカードのコピーを持参するようにしましょう。
なお、オーストラリアに入国後6週間を過ぎてから銀行口座を開設する場合、追加でクレジットカードや運転免許証などの身分証明書の提示が求められるため、注意してください。
タックスファイルナンバー(TFN)を申請する
オーストラリアでアルバイトをする予定がある方は、タックスファイルナンバー(TFN)の申請が必要です。
TFNとは、オーストラリアの納税者番号のことで、オーストラリアで働く際はビザの種類に関係なく、TFNを雇用主に提示しなければなりません。
TFNはオンライン申請後、約1か月以内に書類が郵送で届くため、オーストラリア税務局(Australian Taxation Office)の公式サイトにて申請をおこなってください。
なお、TFNの郵送先はオーストラリア国内の住所に限られているため、現地到着後すぐに申請することをおすすめします。
まとめ
本記事では、オーストラリア出発までの具体的なスケジュールや、各時期にやるべき準備について詳しく解説しました。
留学準備に必要な期間は、学校やビザの種類によっても異なるため、自分の希望する留学スタイルを考慮し、スケジュールに余裕をもって準備を始めることが重要です。
バークレーハウスでは、海外留学を検討している方向けに留学サポートを提供しています。
語学対策から留学の準備を一括サポートしているため、初めての留学の方でも安心して渡航準備が可能です。
ビザの取得に必要なアドバイスも受けられたり、申請書の作成代行も承っています。
そのほかにも、現地の学校や滞在先の情報収集、留学準備に不安がある方はお気軽にご相談ください。
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