2023/08/08

アメリカ留学で滞在する寮にはどんな種類がある?寮生活の注意点も解説

study-abroad-us-dormitory_thumbnail

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

アメリカ留学を検討している方のなかには、寮生活を選択肢として考える方も多いのではないでしょうか。

滞在方法を検討する際には、寮生活のメリットやデメリット、注意点を知りたいという方もいると思います。

本記事では、アメリカの寮の種類や寮生活の特徴について、詳しく解説します。

アメリカの寮を選ぶポイントや寮生活の形態も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

目次

アメリカ留学で滞在する寮の種類

study-abroad-us-dormitory2

アメリカ留学で滞在する寮には、いくつか種類があります。

アメリカ留学の寮の種類

  • 学校が運営する寮
  • 民間が運営する寮

上記2つの寮の特徴を確認し、自分に合ったスタイルの寮を選びましょう。

以下では、それぞれの寮の特徴を解説します。

学校が運営する寮

学校が運営する寮は、留学生が住む場所を探す際のもっとも簡単な方法であり、学校のウェブサイトなどから直接予約をします。

正規の留学生や付属する語学学校などの学生が利用でき、大学のキャンパス内または近隣に位置しています。

寮内は相部屋で、共同のトイレやシャワーが共有されるスタイルが一般的です。

民間が運営する寮

アメリカでは、民間が運営する寮は一般的に「レジデンス」と呼ばれます。

さまざまな大学や語学学校の学生、長期滞在の会社員、旅行者などが利用しています。

レジデンスの部屋は、通常個室タイプが多く、長期滞在者には割引が適用されることもあります。

また、学校に付属の寮がない留学生が、学生寮として利用することもあります。

アメリカ留学で滞在する寮の形態

留学生が滞在するための寮には、さまざまな形態があります。

アメリカ留学で滞在する寮の形態を以下の2つに分けて紹介します。

  • 部屋
  • 設備

アメリカの寮の特徴を確認し、何が備わっているのか確認しましょう。

部屋 

アメリカの大学寮は2人以上の相部屋が一般的ですが、レジデンスはホテルやアパートのような個室タイプが多いです。

レジデンスの部屋は通常、2〜4室がつながって1つのユニットを形成しています。

また、各部屋にはベッド、机、クローゼットなどが完備されています。

ただし、毛布やシーツなどのリネン類が用意されていない場合もあるため、滞在前に事前に確認をしておくことが重要です。

設備

アメリカの大学寮では、一般的に共同のシャワーやトイレ、キッチン、ランドリーなどが各フロアに備わっています。

一方、レジデンスの場合はアパートやホテルのように、各部屋にこれらの設備が完備されています。

共有部分の掃除は、通常クリーナーが行ってくれることが多いですが、日常的な清掃は自分でこまめに行うと良いでしょう。

また、冷蔵庫や棚に保管するものには所有者がわかるように名前を書いておくと良いです。

アメリカ留学の寮生活での食事

留学生活において、食事は寮生活のなかでも重要な要素となるでしょう。

アメリカ留学での寮生活をする際の食事は、以下の2つの形態があります。

  • 学食を利用する
  • 自炊をする

それぞれのメリットとデメリットを確認し、自分に合ったスタイルを選択しましょう。

学食を利用する

アメリカの寮生活の場合、食事は自分で用意する必要があります。

ただし、自炊が苦手な方や忙しい方は、学校内のカフェテリアと呼ばれる学食を利用できます。

事前に支払うミールプラン制度があり、毎食時にミールパスを提示して精算するスタイルです。

基本的にセルフサービスで、食事回数や種類によって料金が異なります。

自炊をする

アメリカの寮には通常、キッチンの設備が備わっており、電子レンジや冷蔵庫などが一般的に提供されているため、自炊が可能です。

自炊をすることで食費を節約できるため、留学費用をなるべく抑えたい方におすすめです。

ただし、近隣にスーパーマーケットがない場合や交通の便が悪い場合もあるため、注意が必要です。

アメリカ留学で寮生活をするメリット

留学先の寮では、さまざまな異なる文化をもつ方と生活できる貴重な経験の場です。

アメリカ留学での寮生活のメリットを、以下で3つ紹介します。

寮生活をするメリット

  • 身近な友人を作りやすい
  • 生活の自由度が高い
  • 英語を日常会話で使えるようになる

身近な友人を作りやすい

アメリカ留学の寮生活のメリットの1つは、身近な友人を作りやすいことです。

単身で渡米する場合、初めは友達を作ることが難しいこともあるかもしれません。

しかし、寮で生活することで、同じ留学生という共通の立場の方々と親しくなれます。

さらに、困ったときにはルームメイト同士が助け合えるため、寂しい思いをすることなく孤独を感じずに過ごせるでしょう。

生活の自由度が高い

アメリカ留学の寮生活のメリット2つ目は、生活の自由度が高いことです。

アメリカでは、週末にパーティーや季節ごとのイベントが頻繁に開催されます。

寮では多くの場合、門限が設定されていないため、夜の時間帯にイベントやパーティを楽しめます。

また、アメリカではグループワークの課題も多いため、寮で友達と夜遅くまで一緒に勉強することも可能です。

英語を日常会話で使えるようになる

アメリカ留学の寮生活のメリット3つ目は、英語の日常会話を実践できることです。

寮生活では、個室であっても共有スペースにいれば常に人がいるため、英語を話す機会が増えます。

日常会話でリスニングやスピーキングを実践することで、英語力の向上が期待できる環境です。

生きた英語に触れることで、コミュニケーションスキルを早く身に付けられます!

アメリカ留学で寮生活をするデメリット

留学先の寮では、多様なバックグラウンドをもつ方と生活をするため、うまくいかないことも多いです。

アメリカ留学での寮生活のデメリットを、以下で3つ紹介します。

日本人グループで行動してしまう

アメリカ留学の寮生活のデメリット1つ目は、日本人グループで行動してしまうことです。

アメリカの学生寮には、日本人留学生もいるため、コミュニケーションが取りやすく、日本人同士でまとまってしまう可能性があります。

共通の話題が多く、頼りやすいため、日本人グループができてしまいがちです。

しかし、日本語ばかりを話していると英語の上達が妨げられる恐れがあるため、注意が必要です。

個人の時間を確保しにくい

アメリカ留学の寮生活のデメリット2つ目は、個人の時間を確保しにくいことです。

寮内の部屋以外の場所は共用スペースであるため、1人で過ごすのは難しいでしょう。

また、寮の部屋は2人以上で使うのが一般的であり、プライベートな空間が限られています。

1人になれる環境がないとストレスを感じる方は、自分が落ち着ける環境を探しておくことが大切です。

ルームメイトと相性がよくない場合がある

アメリカ留学の寮生活のデメリット3つ目は、ルームメイトと相性がよくない場合があることです。

海外での生活は、育った環境や文化が異なる方々と共同生活をすることになるため、生活スタイルの違いや性格の不一致などの問題が起こりやすいです。

たとえば、就寝時刻や照明の点灯などに関して、我慢したり不満を抱えたりすることでストレスがたまりやすいです。

そのような場合は、すぐにコミュニケーションを図り、解決するよう心掛けましょう!

アメリカ留学で滞在する寮を選ぶポイント

study-abroad-us-dormitory3

アメリカ留学を考える際、滞在する寮を選ぶことは非常に重要なポイントです。

留学生活の快適さや学習環境に大きく影響を及ぼすため、慎重に選ぶ必要があります。

以下で、おすすめの寮選びのポイントを2つ紹介します。

プライベートな時間が必要か考える

アメリカ留学で滞在する寮選びのポイント1つ目は、自分にとってプライベートな時間が必要かどうかを考えることです。

寮を選ぶ際には、個室か相部屋かを検討する必要があります。

相部屋は個室に比べて費用を抑えられますが、1人の時間を確保することが難しいです。

とくに大学の寮では相部屋が多く、部屋が2人以上だとプライベートな空間が限られます。

ルームメイトと一緒に賑やかに過ごしたいか、それとも1人の空間が必要か、よく検討することが重要です。

ロケーション

アメリカ留学で滞在する寮選びのポイント2つ目は、ロケーションです。

学校付属の寮は、通常学校に近い場所にあることが多いですが、必ずしも学校の敷地内にあるとは限りません。

都市部に位置する寮は、友達との交流や買い物に便利ですが、条件が良いと家賃が高くなることがあります。

寮を選ぶ際には、学校までの距離や交通の便などの立地をよく確認することが大切です!

アメリカ留学における寮生活の注意点

アメリカ留学における寮生活は、新しい環境での共同生活を経験することになりますが、注意が必要なポイントも存在します。

異なる文化や生活スタイルに対応することや、ルームメイトとのコミュニケーションの工夫が求められる場合もあります。

以下では、アメリカ留学における寮生活の注意点について詳しく紹介します。

ルールに従う

アメリカの寮生活では、共有スペースや部屋に対してそれぞれルールがあります。

冷蔵庫や洗濯機などの利用方法や片付けに関するルールを守ることが重要です。

また、共同生活をする際には騒音などはルームメイトとのトラブルの原因になりやすいため、周囲への気遣いを大切にすることが必要です。

気持ちを言葉で伝える

アメリカで生活する際は、自分の気持ちを適切に表現することが重要です。

とくに寮生活では、文化や習慣の違いによって問題が生じることがよくあります。

日本では当たり前だと思っていたことも、海外の方々には理解されない場合があります。

海外では「察する」という文化がないため、不満や疑問などはしっかりと言葉で表現することが必要です。

持ち物の管理を徹底する

寮生活では、持ち物の管理を徹底する意識も大切です。

とくに、寮は人の出入りが多く、セキュリティが緩い場合があります。

部屋に鍵があるとしても、金庫がないことが多いため、盗難に遭わないように十分に気を付ける必要があります。

現金やクレジットカード、パソコンなどの貴重品は、鍵のかかる場所に保管するようにしましょう!

まとめ

study-abroad-us-dormitory1

今回は、アメリカ留学で滞在する寮の種類や、寮生活における注意点などを紹介しました。

アメリカの寮では、さまざまな文化で育った方が一緒に生活することになるため、メリットもデメリットもあります。

そのため、寮を選ぶ際は、その形態や注意点を確認し自分に合った環境を選択しましょう。

留学先で寮生活を始めるにあたって、人脈づくりは重要です。 

アメリカ留学に行く際は、事前に英語力を身に付けておくことで、スムーズに友達作りができます。

留学前の事前準備として英語を習得する際は、語学学校の活用を検討しましょう。

バークレーハウスでは、留学に関する相談を無料で提供しています。

留学を検討している方のなかで、留学生活などに関して疑問や不安がある方は、ぜひお気軽に無料相談へお越しください。

Page
top