2023/04/13

留学のパッキングはいつから始める?持っていくと便利な持ち物も紹介

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この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

海外留学にあたって、皆さんが一番はじめに悩むのがパッキングだと思います。

何を持っていくべきなのか、悩みすぎて荷物がいっぱいになってしまう方も少なくありません。

本記事では、留学の必需品からホームステイ先へのお土産、パッキングのコツや注意点に至るまで、詳しく解説します。

待ちに待った留学生活をより良いものにするためには、必要な物をそろえ、十分な準備をすることが大切です。

本記事を参考に、留学準備をしていきましょう。

目次

留学のパッキングはいつはじめればいい?

留学のパッキングは、渡航1か月前からはじめるのが最適です。

1ヶ月前から準備をすることで、持ち物を見直して必要な物を買い足したり、逆に不用品を取捨選択し、本当に必要な持ち物に荷物を絞る時間を十分に作れるでしょう。

とくに長期留学の場合は、1ヶ月以上前からパッキングをしましょう。

長期間の留学生活を開始するにあたり、事前に留学先の天候・気温を調べ、十分な情報収集をおこない、持ち物を見直すことはとても大切です。

1ヶ月を切ってからだと時間が足りず、上記の作業で慌ただしくなり、忘れ物をしてしまう可能性が高まります。

余裕を持って留学準備をすることで、快適な留学のスタートダッシュを切りましょう。

これを見ればもう安心!海外留学の持ち物リスト

以下に記載の必需品は、手荷物に入れて目を離さないようにしましょう。

必需品

万が一紛失すると、入国できないなどのトラブルが発生する可能性があります。

スリや盗難の被害に合わないためにも、ボディバッグなどの体に密着するバッグに入れて管理すると安心でしょう。

パスポート国によって、入国や滞在に必要な有効期限のルールが異なります。
滞在先のルールを確認して、必要な有効期限が残っているパスポートを用意しましょう。
往復航空券出国便の予約が確認できないと入国が許可されない国もあります。
留学予定の国のルールを確認し、必要に応じて出国便を予約しましょう。
クレジットカード現金を大量に持参するのは危険が伴います。
場所によっては、使用できるクレジットカードの種類に制限がありますので、種類の異なるクレジットカードを2種類ほど用意するのがおすすめです。
入学予定学校関連の書類入学予定の学校の入学許可書、授業料の支払い証明などはあらかじめプリントして持参しましょう。
海外留学保険の保険証書万が一、病気や怪我で病院に行く場合、保険加入を証明できる書類がないと、医療費が高額になります。 保険証券はプリントしておきましょう。
現地通貨現地に到着してすぐに換金所に行く手間を避けるため、多少の現金を持参するのがおすすめです。
クレジットカードを使用できない店もあるので、ある程度用意しておくと安心でしょう。
ノートパソコン、携帯電話長期滞在予定の場合、勉強用のノートパソコンがあると便利です。
携帯電話は現地でSIMカードを購入して使用したり、海外向けのプランを利用することができます。

コロナ禍から必要になったもの

以前は必要なかった持ち物ですが、コロナ時から必要になった持ち物もあります。

持参しないと入国できない国もあるため、事前によく確認しておきましょう。

英文のワクチン接種証明書国によっては、入国の際にワクチン接種証明書が必要です。
ワクチン接種後、即日発行は難しく、発行までに数日かかる自治体がほとんどです。
留学先の規定を事前に調べ、余裕を持って用意しておきましょう。
英文のPCR陰性証明書国によっては、入国の際にPCR陰性証明書が必要です。
出国数日前に受ける必要があるため、事前に検査予約しておきましょう。
入国アプリ国によっては、入国の際に所定のアプリでの手続きが必要になります。
留学予定の国の規定を調べて、事前にダウンロードしておきましょう。
隔離先の手配国によっては、入国後一定期間の隔離が必要になります。
留学予定の国の規定を調べて、隔離期間の滞在先を手配しておきましょう。
マスク現地到着後に使用するため、約1週間分のマスクがあると良いでしょう。

日用品

留学先に到着してすぐに買い物をするのは負担が大きいため、数日分の日用品を持っていくと良いでしょう。

日用品は現地調達も可能な物が多いので、ドラッグストアに売っている、旅行用サイズの日用品で十分です。

あまり大きな物を選ぶと、場所をとってしまうので要注意です。

旅行用の歯ブラシセット現地到着後に使用する歯ブラシセットを用意しておきましょう。
海外製の歯ブラシはサイズが大きい可能性があるため、気になる方は歯ブラシを多めに持参しておくと安心です。
旅行用の風呂用品旅行用サイズのシャンプー、リンス、洗顔などを用意しておきましょう。
通常サイズは滞在国のドラッグストアで購入できます。
旅行用のコンタクト保存液コンタクトを使用されている方は、数日分の保存液を持参しましょう。
通常サイズは滞在国のドラッグストアで購入できます。
常備薬慣れない海外では、ストレスや急な天候の変化などで体調を崩しやすくなります。
胃腸薬、風邪薬、酔い止めや痛み止めなど、使い慣れている常備薬を持っていると安心です。
生理用品急な環境の変化によって、生理周期が乱れることも少なくありません。
突然の生理に備え、生理用品があると良いでしょう。
スリッパ海外では、靴のまま家に入る国も少なくありません。
お風呂上がりに使用するスリッパがあると便利です。
日焼け止め国によっては日差しがかなり強い国もあります。
滞在開始時期が夏季に当たる場合は、日焼け止めを用意しておくと安心です。

衣類

留学予定の国の天候・気温をよく確認し、それに合った衣類を用意することが大切です。

衣類は、荷物のなかでもかなりのスペースと重量があります。

あまり詰め込みすぎず、必要になったら現地で購入するくらいの心づもりでいましょう。

衣類、下着類洗濯は週に一度という国も珍しくありません。
1週間分の着替えを用意しておくと安心です。
上着滞在先での冷房や、夜の急激な冷え込みで体調を崩す人もいます。
コンパクトに折りたためて、持ち運べる上着が一枚あると良いでしょう。
スーツ滞在先でインターンシップなどを予定している場合は、面接に備えてスーツを1着持参しましょう。
ワンピース海外では、ホームパーティが頻繁に開催されます。
少しフォーマルなワンピースが一枚あると便利です。

持っていくと便利なもの

海外生活をより快適にするため、持っていくと便利な物を記載します。

もしこの中で必要そうな物があれば、ぜひ用意してみてください。

たこ足コンセントホームステイ先や寮では、コンセントの数が少ない可能性があります。
快適な生活を送るために、たこ足コンセントがあると良いでしょう。
*海外用変換プラグを用いて使うと、ショートの原因となります。よく確認をしてから使用しましょう。
海外用変換プラグ、変圧器コンセントの形や電圧は国によって違います。
滞在先によっては、変換プラグと変圧器は必須になりますので、事前に用意しておきましょう。
印鑑印鑑の使用頻度は高くないかもしれませんが、海外では入手困難なため、持参することをおすすめします。
洗濯ネットホームステイ先で、自分の洗濯物と他の人の洗濯物が入り乱れないように、洗濯ネットがあると便利です。
ティッシュ海外製品は高額かつ質があまり高くないため、ある程度持参するのがおすすめです。
折り畳み傘海外でも調達は可能ですが、日本製ほどの耐久性がある折り畳み傘を手に入れることが難しいため、余裕があれば持って行きましょう。
虫除けスプレー海外で虫に刺されると、思わぬ病気に感染する可能性があります。
小型の持ち運べる虫除けスプレーがあると便利です。
吊り下げ式の荷物計スーツケースの重さを手軽に測れる吊り下げ式の荷物計があると、飛行機搭乗前に荷物を測ることができます。
吊り下げ式であれば、手軽に荷物の重さが規定を超過していないか確認することができるので便利です。

現地でも買えるもの

長期滞在を予定している場合、滞在期間中に必要になる日用品を日本からすべて持参することは難しいです。

滞在先のドラッグストアなどで手に入るものは、できる限り現地で調達する心づもりで、荷物を必要最低限にとどめていきましょう。

歯ブラシセット歯ブラシ、歯磨き粉にこだわりがない限り、滞在先での調達で十分です。
風呂用品シャンプー、リンス、洗顔などは滞在先で調達可能です。
日本でも売られているメーカーの商品があるため、長期滞在の場合は現地調達で十分です。
コンタクト保存液コンタクトの保存液は滞在先で調達可能です。
売られている種類も、日本とさほど変わらないことが多いため、現地調達で十分です。

ホストファミリーへのお土産

ホストファミリーへのお土産はあくまで気持ちが大切なので、高額な手土産を用意する必要はありません。

お土産を渡して一緒に食べたり、打ち解けられる話題を作れるような物を選びましょう。

宗教上の理由などで食べられない食材があるホストファミリーもいるかと思いますので、事前に問題がないか調べてみてくださいね。

お菓子海外では、抹茶のお菓子が人気です。 またお煎餅は珍しいので、会話のきっかけになるでしょう。
日本酒ホストファミリーがお酒好きであれば、日本酒を飲みながら仲良くなる機会を作りましょう。
英語が苦手でも、お酒を飲みながらであれば、自信を持って話せるようになるのでおすすめです。
インスタントラーメン日本料理の中でも、ラーメンは海外でも大人気です。 ラーメンをホストファミリーに作ってあげると喜ばれます。
折り紙ホストファミリーに子供がいる場合、折り紙はとても喜ばれます。
和柄の綺麗な折り紙を選ぶとよいでしょう。
ハンコホストファミリーの名前が書かれている印鑑を持っていくことで、日本の文化に触れつつ仲良くなることができます。
箸・箸置き定番ではありますが、箸と箸置きは場所を取らず、喜んでもらえるのでお土産としておすすめです。

パッキング開始前に知っておきたい航空会社のルール

飛行機は荷物に重さ制限がある

航空会社ごとに、飛行機に預けられるスーツケースの個数や重さに制限があります。

とくに、LCCで預け入れ荷物を利用する場合、追加料金がかかる航空会社が多いです。

以下に例として、大手航空会社とLCCの荷物の制限を記載します。

大手航空会社
・機内持ち込み:10kg以内
・預け入れ荷物:23kg
LCC
・機内持ち込み:7kg以内
・預け入れ荷物:有料

重量制限をオーバーすると、基本的には追加料金が発生します。

追加料金は航空会社によって異なりますが、決して安い金額ではありません。

パッキングを開始する前に、利用予定の航空会社の規定を確認しておきましょう。

スーツケースのサイズ規定がある

機内持ち込み荷物のサイズには制限があります。

以下に例として、大手航空会社とLCCのサイズ規定を記載します。

大手航空会社
・機内持ち込み:115cm(55cm×40cm×25cm以内)
・預け入れ荷物:158〜203cm
LCC
・機内持ち込み:7kg以内
・預け入れ荷物:有料

航空会社ごとにサイズ規定は異なりますので、事前に確認することが大切です。

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必要なものは手荷物に入れる

スーツケースはチェックイン時に預けるため、機内に持ち込めるのは手荷物のみになります。

ここでは手荷物に入れた方が良い物をご紹介します。

必需品として、パスポートや保険証券、その他入国に必要になる書類などはかならず手荷物に入れ、目を話さないようにしましょう。

また、滅多にありませんが、飛行機に預けたスーツケースなどの荷物が紛失する事態が発生することもあります。

貴重品以外にも、紛失したら生活に支障をきたす持ち物(メガネや常備薬など)は手荷物に入れ、管理することをおすすめします。

これを守れば安心!パッキングのコツ

重たいものは下へ入れる

パッキングの際は、本や洗面用具などの重さのある物をキャスター側に詰めましょう。

軽い物を下に入れてしまうと、重力や他の荷物の重みで変形する可能性があります。

重みのある荷物を下に入れることで、他の荷物の変形を防ぎつつ、荷物を安定させることができます。

衣類は圧縮袋を使う

長期滞在を予定している場合、もっともかさばるのが衣類です。

場所を圧迫する衣類をできるだけコンパクトにまとめるために、圧縮袋を使用すると良いでしょう。

圧縮袋は100円ショップで購入できる物で十分ですので、複数枚用意しておくのがおすすめです。

壊れやすいものはタオルなどにくるむ

スーツケースは、飛行機搭乗前に預けてから、受け取るまでの間に移動の衝撃が加わっています。

衝撃による破損を避けるためにも、壊れやすい物はできるだけスーツケースに入れないほうが良いでしょう。

壊れやすい物をどうしてもスーツケースに入れる必要がある場合は、タオルや衣類で包んでからしまいましょう。

液体はジップロックなどに入れる

飛行機に預けたスーツケースは、航空会社によっては悲しいことにあまり丁寧とは言い難い扱いを受けます。

スーツケースに加わった衝撃が原因となり、中に入れた液体類が漏れ出し、服や他の荷物が濡れてしまうケースが少なくありません。

そんな事態を防ぐためにも、化粧水やコンタクト保存液などの液体類は、ジップロックに入れましょう。

万が一液体が漏れ出したとしても、ジップロックに入れておくことで、他の荷物が濡れることを防ぐことができます。

パッキングする際の注意点

高価なものは持っていかない

海外は日本のように治安が良い国ばかりではないため、高価な物を身につけていると、スリや盗難の被害にあいやすくなります。

ブランド物の衣類や、バッグ、アクセサリーなどは身につけない方が安全でしょう。

また、ホームステイや寮で集団生活を送る予定の方は、トラブルを防止する意味でも、高価なものは持参しないほうが無難です。

どうしても持っていきたい物があれば、使用しないときはキャリーケースに入れて、鍵をかけて保管しましょう。

荷物は必要最低限で良い

留学生活をしているうちに、ものはどんどん増えていく可能性が高いです。

持っていくか迷ったものは持っていかず、困った時は現地で調達するくらいの心意気でいると良いでしょう。

基本的な生活用品や衣類は海外で調達可能です。

現地のドラッグストアで海外のアイテムを購入し、実際に試すことも良い経験になります。

留学先として人気の国を特徴とともにご紹介

アメリカ

大都市・大自然のどちらも満喫できるのが、アメリカの特徴です。

また、多民族国家として、さまざまな人種や宗教を持つ人々が暮らしています。

世界を牽引する企業や産業が多く集まるため、優秀な留学生も世界中から集まってきます。

極めたい専門分野があったり、多民族国家で新しい世界観に触れたい方におすすめです。

カナダ

アメリカと同様、多民族国家なので、アジア人に対する偏見が少なく、優しい人が多いのが特徴です。

トロントやバンクーバーなどの大都市がある一方、ナイアガラの滝やイエローナイフなどの自然を満喫することができます。

留学費用を抑えつつ、のびのびとした留学生活を送りたい方におすすめです。

オーストラリア

オーストラリアは時差が日本と大きく変わらず、治安も良いため、留学先として人気です。

また、一年を通して温暖な気候で過ごしやすいため、持参する衣類が少なくて済むというメリットもあります。

学生ビザでも就労が許可されることや、ワーキングホリデーを利用して最長3年間滞在することも可能なので、留学後に海外で働いてみたいという方におすすめです。

イギリス

イギリス英語を身につけることができるのはもちろんのこと、魅力的な英国カルチャーに触れることができます。

高い専門性を持つ学校で学びつつ、週末には周辺のヨーロッパ各国に旅行にいくこともできます。

他の国に比べると、比較的日本人が少ないため、完全な英語環境で力を伸ばしたい、という方におすすめです。

ニュージーランド

治安がよく、多民族国家でおおらかな国民性を持つのが特徴です。

また、日本と同じく四季があり、過ごしやすい気候の中で学ぶことができます。

週末には大自然の中でアクティビティを楽しみつつ、質の高い学校で学びたい方におすすめです。

国別の留学費用や渡航先の選び方をより詳しく知りたい方には、こちらの記事をご覧ください。

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まとめ

今回は、海外留学の必需品や持っていくと良いもの、パッキングのコツ、注意点などを紹介しました。

海外生活をはじめるにあたり、本記事でご紹介した持ち物リストを参考にしてみてください。

万全な状態で留学生活のスタートダッシュをするためには、事前の情報収集と十分な準備期間が重要です。

下調べは大切ですが、一人で調べていると悩むこともたくさんでてくるかと思います。

バークレーハウスでは、さまざまな目的に沿った留学サポートをおこなっています。

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