2022/12/13

イギリスでの暮らしはどんな感じ?現地で生活する日本人の実体験と感想

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この記事を書いた人

Y.D
学習院大学文学部卒業
吉田 大輝 Yoshida Daiki
大学卒業後、バークレーハウスでスクールカウンセラーとして勤務。
IELTS対策を中心に、各種試験対策に励む生徒たちをサポートする中で渡英を決意。現在はイギリスのリーズ大学大学院にて翻訳コース、異文化コミュニケーションを専攻。

イギリスのリーズ大学院を卒業後、現地イギリス企業に就職した吉田大輝です。

海外で暮らすと、ほぼ必ず経験するといってよいカルチャーショック。

そのなかでも本記事はイギリス在住あるある、日英の文化の違いについて紹介します。

イギリスに住んでいると、日本では当然だけどイギリスでは非常識なことや、驚くようなことにたくさん遭遇します。

今回はそのようなシーンを生活編と職場編に分けて、いくつか紹介します。

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目次

生活編

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ストライキが多い

イギリスではストライキを非常に多く見かけます。

電車や地下鉄で働く方をはじめ、頻繁に労働環境改善に対するデモが行われています。

大学でも、大学教授や大学職員がストライキを行います。

ストライキ期間になると大学の図書館が利用できなくなったり、授業が休校になったりと学生に影響が出ます。

このようなストライキは留学生のみならず、イギリス人からも批判の対象となっています。

その点、日本ではストライキをしている光景をほとんど見かけないため、これは大きな文化の違いと感じました。

野生動物をよく見かける

イギリスの公園にはリスがたくさんいます。

大都市のロンドンをはじめ、私が住んでいるリーズの公園にもリスがよく出没します。

可愛い見た目のため、見かけるととても癒されます。

ちなみに、リーズ大学のキャンパス内には野生のウサギが住みついています。

なぜここまで多くのウサギがキャンパスにいるのかは謎ですが、見かけると幸せな気持ちになります。

リーズ大学のホームページでも、野生のウサギについて紹介されているため、ぜひ読んでみてください。

日本では野生の猫を見かける機会はありますが、リスやウサギを見かけることはなかなかないと思います。

生活圏にこのような動物が生息していることは、イギリスあるあるだなと感じます。

スーパーの質が悪い・賞味期限がない

イギリスのスーパーに行くと、外装が破れているものや中身が漏れているものなどが店頭に並んでいることがよくあります。

以前チェダーチーズをスーパーで購入した際、袋が破れ、中身が漏れていることに気付きませんでした。

家に帰ったときには、カバンのなかがチェダーチーズだらけになっていました。

スーパーに行った際、商品をよく確認することはイギリスで生活しているときに必ずする行動の一つです。

また、商品に記載されている賞味期限を信じてはいけないことも、イギリスあるあるです。

多くの商品は、記載されている賞味期限を過ぎる前に腐ります。

そのため、イギリス人は食材を使う前に、臭いをかいで口にしても大丈夫かを確認します。

補足になりますが、最近イギリスでは賞味期限を記載しないケースが増えてきました。

イギリス大手スーパーの「ウェイトローズ」や「M&S」では、野菜や果物などのパッケージから賞味期限を削除することを発表しています。

日本ではなかなか考えられないことだと思います。

しかし、イギリスではこのように賞味期限に対する考え方が異なっています。

これからイギリス留学をする方はとくに注意してください。

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職場編

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金曜日は仕事を早く切り上げる

イギリスあるあるの職場編として、金曜日の午後は社員のレスポンスがとくに遅くなることが挙げられます。

次の日が休みということもあり、定時に切り上げる、もしくはそれより早く仕事を終える方が多いです。

また、私の職場はオフィスで働くかリモートで働くか、決めることができます。

一度金曜日にオフィスに出社したことがありましたが、誰も来ないことがありました。

金曜日や休みの前の日はすでにまったりモード突入!

これがイギリス流です。

有給は思いっきり使う

欧米の方は有休をたくさん使うと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

実際に、このイメージは正しいです。

また、いきなり有給取得することもあるあるです。

たとえば、長期(1〜2週間)の有休を取得する際も急に言われます。

直前に「来週から2週間休み取るね!」と報告されることもざらです。

イギリスで有給取得は当たり前の文化のため、気兼ねなく休むことができます。

プライベートを混ぜがち

会社や職場によって異なるため、一概に決めつけることはできないですが、イギリス人は職場とプライベートをあまり区別していないと思いました。

会社全体のチャットで、息子の結婚式の様子、旅行先の写真など、個人のプライベートな生活をよく共有したりしています。

また、飼っている犬をオフィスに連れてきたり、自分の子供を連れてきたりすることもあるあるです。

日本では会社とプライベートをきっちり区別する方が多いなと感じていたため、働き始めたときに驚きました。

もちろんなかにはプライベートな部分を職場に知られたくない方もいるかと思います。

しかし私は社員の皆とより仲良くなることができる、平等性を重視したイギリスらしい文化だなと感じました。

カルチャーショックも留学の醍醐味

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今回はイギリス在住あるあるを紹介しました。

最初は些細な違いでもストレスや驚きに感じてしまうかもしれません。

しかし慣れてくると日英間の文化の違いを楽しめるようになります。

イギリスでの生活は刺激的ですし、新しいモノの見方を与えてくれます。

イギリス留学を検討している方は、カルチャーショックも楽しむくらいの勢いをもってぜひ留学を計画してみてください。

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