2021/10/04

イギリスのワーホリ中に働ける仕事一覧!求人の探し方や採用されるコツも解説

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バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

伝統と革新を併せ持ち、ヨーロッパの中でもユニークな文化を築いてきたイギリス。留学先や観光先として世界的に人気があり、ワーホリ先としても魅力が満載です。イギリスへのワーホリを考えている方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事ではイギリスのワーホリの特徴や、どんな仕事があるのか、仕事の探し方を紹介します。採用されやすくなるポイントも合わせて解説していますので、ワーホリを検討している方は参考にしてください。

目次

イギリスワーホリの特徴

イギリスワーホリの特徴を3つ紹介します。

特徴1. ワーホリビザは1,500人までの抽選

イギリスのワーホリには、抽選による人数制限が設けられています。毎年1月、7月の2回に分けて希望者を募り、その中から合計1,500人にビザが発行されます。

当選倍率は、他のどこの国よりも高いと言われ、人気の高さがうかがえます。

特徴2.最大2年の就労が可能

他国の多くが期間を1年としている中、イギリスのワーホリでは最大2年滞在できます。そのうえ、他国と違い滞在中の就学・就労期間の制限がなく、フルタイムで働けます。

これは他国のワーホリでは休暇を目的としたビザが発行されるのに対し、イギリスのワーホリでは就労を目的としたビザが発行されるからです。

特徴3.最低賃金が年齢で変わる

イギリスの最低賃金は年齢によって異なります。18歳〜20歳は約1,000円(£6.56)、21歳〜22歳は1,270円(£8.36)、23歳以上は1,355円(£8.91)と、年齢が上がるにつれて最低賃金も上がります。

時給の平均は職種によっても変化します。

日本食レストラン従業員や、ホテルの清掃員・ハウスキーパーといった比較的英語力を必要としない仕事は平均時給は低い傾向にあります。

反対に、現地飲食店の従業員、旅行会社やオフィスなどでの事務職は、ある程度の英語力が必要となるので時給も高くなる傾向です。

イギリスのワーホリでできる仕事一覧

イギリスのワーホリでできる仕事の例を紹介します。

日系企業

日系レストランや、日系スーパーの従業員、日系企業での事務職など、日系の組織での仕事は採用されやすく安心感もあります。

イギリスでは日本食が人気で、日本食レストラン(ジャパレス)が多く求人もたくさんあります。英語力にまだ自信がないという方でも働きやすいので、特にイギリスに渡航したばかりの時期におすすめです。

飲食店

飲食店業務の求人は数多くあります。ウェイター・ウェイトレスなら、接客を通して英語力を鍛えられます。キッチン業務なら、イギリス現地の料理について知ることができます。

おすすめなのはパブでの勤務です。イギリスにはパブ文化が根付いており、国内に5万軒近く存在するとも言われています。

パブには、社交の場として老若男女幅広い層が集まります。パブでの仕事でイギリスらしさを感じることができ、カルチャーへの理解も深まります。

ショップ店員

ショップなどでの販売員も求人の多い仕事です。アパレルショップや雑貨屋などの小売店で働くことになります。

接客する機会が多いため、ある程度流暢な英語力が必要です。

ホテル勤務

清掃や接客などの仕事があります。清掃では勤務先の中でしかやりとりが発生しないため、英語力に自信がない場合でも働けます。

接客では多くのお客さんに応対しなくてはならず、またホスピタリティが要求されるため、高い英語力が必要となります。

オフィスワーク

企業で電話対応や事務作業をする仕事です。取引先や顧客とのやりとりが発生するため、高度な英語力が求められます。

場合によってはビジネス英語の知識も必要となります。

オーペア

オーペアとは、住み込みで家事手伝いや子どもの面倒を見る仕事です。場合によっては、食費・生活費がかからないという利点があります。

似た仕事としては、ベビーシッターやナニーがあります。ベビーシッターは住み込みではなく、依頼された時間のみ子どもの世話をするものです。

ナニーとは、世話をするだけでなく、教育やしつけまで担当するものを指します。

イベントスタッフ

フルタイムで継続的に働くのではなく、日雇い勤務などフレキシブルな短期勤務をしたいと考えている方におすすめです。

イギリスワーホリでの仕事の探し方

ここでは、イギリスワーホリでの仕事の探し方を解説します。

求人サイト

求人サイトを活用すれば、イギリス渡航前から情報収集ができます。それほど手間をかけずに、広いエリアでのさまざまな求人を見られるのも利点です。スキルや資格がある場合、それに合致した仕事を検索することも可能です。

日本人向けの求人サイトもあるため、英語力に自信がない場合にはそちらを利用するのもおすすめです。そのようなサイトでは日本人の採用を想定した求人も多いため、採用率が高い傾向があります。

語学学校での紹介

語学学校によっては、仕事探しのサポートをしています。学校が仕事の紹介を行っていたり、仕事の斡旋をしている企業と提携していたりする場合もあります。

レジュメ(履歴書)の添削や面接のアドバイスをしている語学学校ならば、仕事探しにおいて心強いでしょう。

知り合いからの紹介

運がよければイギリス現地の知り合いから、仕事を紹介される場合もあります。日頃からクラスメイトやシェアメイトと交流を深め、人脈を広げてアンテナを張っておくことが大切です。

この方法なら知り合いがオーナーと顔見知りだったり、職場の雰囲気をある程度把握していたりすることも多く安心です。

店頭の求人

飲食店や小売店では、店頭に求人情報が掲載されていることがあります。この方法では店内を直接確認したり、顧客としてサービスを体験できたり、勤務前から職場の様子を知ることができます。

仕事に採用されやすくなるポイント

仕事に採用されやすくなるポイントを3つ紹介します。

ポイント1. 英語力を伸ばす

採用率を上げるためには、なんといっても英語力を伸ばすことが大切です。英語が流暢であれば選べる職種が多くなり、賃金も高くなります。

目安としてはTOEIC600点ほどあれば、日常会話がある程度できるレベルといえます。しかし求められる英語力は職種によって大きく異なり、更に高い英語力を要求される仕事も少なくありません。

また、オフィスワークを希望する場合は、TOEICだけでは測れないビジネス英語スキルが求められます。

渡航直後はあまり英語力が必要ない職場で働き、現地で英語力を鍛えることは可能です。しかし、限られた期間のワーホリを最大限有意義に過ごすためには、渡航前からしっかり英語を勉強しておくことをおすすめします。

ポイント2. 渡航前からサイトなどで探す

仕事探しを成功させるためには、早めの行動が大切です。イギリスに渡航してから求人情報を確認していては、希望に合った求人の募集が終わっているかもしれません。

仕事探しにはある程度の時間がかかるため、渡航後から開始していてはしばらく仕事が見つからず、収入のない期間が続いてしまいます。そういったことも考慮し、早めの情報収集を心がけることがポイントです。

ポイント3. 求人の多いエリアに住む

大きな都市ほど求人の数もたくさんあります。イギリスで規模が大きい都市というと、ロンドン、バーミンガム、グラスゴーなどが挙げられます。

特にロンドンは人口が900万人近い大都市です。カフェやショップなどの店舗も多く、サービス業を中心とした求人が数多くあります。

日系企業が多数進出していて日本からの観光客も多いため、日本人にとって働きやすい環境といえます。

まとめ

イギリスはワーホリ先として人気の高い国です。他国と比べて滞在可能期間が長いことや、フルタイムで就労できることがその理由です。

仕事探しを成功させるポイントは、英語力です。英語のスキルが高いほど、希望の職種で採用されやすく時給も上がります。

職種によっては、さらに専門的な英語力が必要な場合もあります。イギリス渡航前からしっかり英語力を鍛えておくことが大切です。

今記事の内容が、イギリスでのワーホリを検討している方のお役に立ちましたら幸いです。

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