2022/06/30

ニューヨーク留学のメリット・デメリットとは?街の特徴を詳しく解説!

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

日本から有名人が留学していることもあり、ニューヨークは日本人の留学先として定番の人気都市です。

映画やドラマでのきらびやかなイメージから憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ニューヨーク留学のメリット・デメリットや留学をおすすめできる人、留学前に考えておきたいポイントを紹介しています。

「アメリカ留学をしたいけれど、都市選びに迷っている」という人は、候補の一つとしてニューヨークを検討する際の参考にしてください。

目次

ニューヨークはどんな都市?

ニューヨーク_タイムズスクエア

ニューヨークには、金融やアート、ファッション、エンターテイメントをはじめ、さまざまな分野の最先端が集結しています。

言わずと知れた世界的な大都市・ニューヨークの特徴を簡単に紹介します。

ニューヨーク市は5つの行政区に分かれています。

観光客に一番メジャーなのは「マンハッタン」ですが、それぞれの地域ごとに違った個性があるのもニューヨークの特徴です。

ニューヨークは観光地としてもおなじみですよね。

ニューヨークのシンボルである「自由の女神」や、年越しのカウントダウンで有名な「タイムズスクエア」などは、常に観光客であふれる有名な観光地です。

ニューヨークでは、街中の至るところでパブリックアートが見られ、アートをより身近に感じることができます。

メトロポリタン美術館」や「MoMA」などの美術館では、世界中から集められた数多くの有名作品が展示されています。

エンターテイメントでは、なんといってもミュージカルの最高峰「ブロードウェイ」でしょう。

また、スポーツでは、「ニューヨークヤンキース」、「ニューヨークメッツ」が有名でしょう。

世界的に有名なのはヤンキースですが、地元に長く住む人はメッツを応援すると言われています。

このように、世界トップクラスのパフォーマー達によるプレイを生で観られるのも魅力の一つです。

世界中から人が集まり、人種・言語・文化などのバックグラウンドが異なる人々がともに暮らすニューヨーク。
実際に足を運ぶことで、どんどん進化していくニューヨークのエネルギーを肌で感じられるでしょう。

ニューヨーク留学のメリット

ここでは、ニューヨークに留学するメリットを3つ紹介します。

メリット(1)世界中から留学生が集まる

ニューヨークには、語学学校や専門学校、大学などがたくさんあり、専門コースの選択肢も豊富です。

そのため、世界中から多くの留学生が、学びを求めてニューヨークにやって来ます。

日本と文化や風習がまったく異なる国の留学生と、同じ教室で学ぶ機会もあるでしょう。

日本での常識が、他の国では当たり前ではないことに、はじめはショックを受けるかもしれません。

しかし、そんな経験ができるのもニューヨーク留学ならでは。

多くの人たちとの出会いにより、国際的な感覚が自然と身についていくことでしょう。

メリット(2)ダンスやファッションなども学べる

芸術分野でも世界をリードするニューヨーク。

留学のもう一つのメリットとして挙げられるのが、ダンスやファッション、アートといった芸術分野の知識・技能を学べる専門学校・大学の数が多いことです。

また、ニューヨークには、卒業後に世界で活躍するアーティストを輩出している有名校もたくさんあります。

学校の数の多さに加え、短期間の集中講座から本格的な長期留学までカリキュラムの種類も豊富。

留学プランの自由度が高く、自分の希望にあった留学スタイルを選ぶことができるのも特徴です。

同じような夢や目標を持つ仲間たちに刺激を受けながらお互い学びあえるニューヨークだからこそ、実現できる環境といえるでしょう。

メリット(3)語学学校の数が多い

ニューヨークには語学学校が多くあり、世界中から英語を勉強するために留学生がやってきます。

学費や授業内容、立地、授業レベルなど、語学学校ごとのさまざまな特徴を比較することで、より自分にあったところが見つかりやすいのもメリットといえます。

語学学校によっては日本人スタッフが応対してくれるところもあります。

「初めての海外で不安」という人は、日本人スタッフのいる語学学校から探してみるのも良いかもしれませんね。

たくさんある中から語学学校を決める際は、まず「留学によって達成したい目標」や「優先事項」などから考えてみましょう。

自分の希望に一番近いものを、じっくり絞り込んでみることが大切です。

ニューヨーク留学のデメリット

次に、ニューヨークに留学するデメリットを紹介します。

デメリット(1)物価が高い

ニューヨークの物価は、日本やアメリカの他の平均的な都市と比べても高めです。

留学の際は、学費に加えて留学費用を多めに準備しておく必要があるでしょう。

留学費用の中で大きな割合を占める項目としては、「家賃」と「食費」が挙げられます。

これらは工夫次第で節約が可能です。

ニューヨークの家賃は高いと思われがちですが、エリアによって家賃が大きく異なる傾向があります。

ですから、なるべく安いエリアや郊外から物件を探す、ルームシェアをするなどの対策によって費用を節約することが可能です。

アメリカでは、レストランでの食事の際、食事代に対して約15〜20%のチップを払う習慣があります。外食が続くとかなりの出費になるでしょう。

自炊をする、チップの支払いが必要ないテイクアウトを利用するなど、食費を減らす工夫をしてみるのもおすすめです。

デメリット(2)治安に注意が必要なエリアもある

ニューヨークの治安は日本に比べて良くありません。

ニューヨークだけでなくアメリカ全般に共通することですが、銃やドラッグは日本よりもはるかに身近な存在です。

また、世界中から観光客が集まる大都市ですので、スリや置き引きなどの軽犯罪も多発しています。

犯罪に巻き込まれないためにも、学校や住まい周辺の治安に関する情報は、事前にチェックしておくことをおすすめします。

ニューヨークの治安については、良くない噂も多く、不安に思う人も多いかもしれません。

しかし、「犯罪が多発する地域へは行かない」「夜間は一人で出歩かない」など基本的なことを心がければ、危険な目にあう可能性は少ないでしょう。

デメリット(3)自分に合う語学学校をしっかり探すことが必要

ニューヨークには語学学校がたくさんあるので、人によって合う・合わない学校があるのは当然です。

これを踏まえると、自分に合う語学学校を探すことが重要になってきます。

ニューヨークは日本人に人気の留学先のため、語学学校によっては日本人が多いところもあるでしょう。

便利でストレスが少ない反面、英語を学びたい人や日本人以外の人と知り合いたい人には不向きな環境です。

自分がどんな環境で勉強をしたいのか、事前にはっきりさせておくことが大切です。

「学習環境を細かいところまで知りたい」という人は、卒業生の体験談や口コミなどを参照すると良いでしょう。

ニューヨーク留学の費用相場【1ヶ月】

ニューヨーク留学を考えるに当たり、気になるのが留学費用ではないでしょうか。

費用の目安としては、1ヶ月あたりだいたい40〜60万円をみておくと良いでしょう。大まかな費用の内訳の概算は以下のようになります。

内訳費用(概算)
授業料8~22万円
居住費10〜20万円
食費3〜5万円
航空券9~12万円
交通費・娯楽費4万円〜

その他留学に必要な費用として、ビザや海外旅行保険、学校に支払う手数料などが挙げられます。いざというとき困らないためにも、留学費用は多めに準備しておくと安心です。

ニューヨーク留学をおすすめする人

スパルタン

では、ニューヨーク留学はどんなタイプの人におすすめなのでしょうか。

これまで紹介したメリット・デメリットから、おすすめする人を以下のようにまとめてみました。

  • ・都会が好き
  • ・便利な生活をしたい
  • ・世界中のいろいろな人達と出会い、異文化を学びたい
  • ・ダンスやアートなど、芸術分野を学びたい
  • ・にぎやかな環境で刺激的な生活を送りたい
  • ・観光も楽しみたい
逆に、「落ち着いた環境で勉強したい」「日本人のいない環境で勉強に集中したい」「留学費用をなるべく節約したい」という人は、ニューヨーク留学にはあまり向いていないかもしれません。

まとめ

本記事では、ニューヨーク留学について、事前に知っておきたい項目を簡単に紹介しました。

ニューヨークは、世界中からやってくるさまざまな国籍の人と交流できる、エネルギーにあふれた都市です。

人との出会いからさまざまな経験ができ、場合によってはチャンスに恵まれることもあるかもしれません。

多くの人にとってネックになるのは物価の高さですが、本記事でも説明したように、工夫次第である程度節約することは可能です。

英語の勉強はアメリカならどこでもできます。

しかし、勉強以外で、ニューヨークだからこそ学べること・できる経験もたくさんあることでしょう。

アメリカでの留学先に迷っている人は、本記事を参考に、ぜひニューヨーク留学を検討してみてはいかがでしょうか。

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