スマートフォンの普及により、インターネットはますます身近な存在になったため、英語の試験の申し込みや結果の確認などもインターネットで確認する人は増えているのではないでしょうか。
英検の合否の結果を一番早く見る方法として、英検のWebサイト上で確認する方法が挙げられます。
しかし、英検のWebサイト上で英検の合否結果を見ることができない、という声もあるようです。
本記事では、ネットの英検合否結果が見られない時に考えられる不具合と解決策、他の確認方法などについて詳しく紹介していきます。
ネットで英検合否結果が見られない!考えられる不具合と解決策
英検の合否結果は、英検Webサイト受験者用ログインページから、英検IDとパスワードを使ってログインして確認できます。
ここでは、英検Webサイト受験者用ログインページから、合否結果が見られない時に考えられる不具合と解決策について解説します。
受験者情報を入力しても見られない
受験者用ログインページから、英検IDとパスワードを入力しているのに見ることができない、という場合は、入力した情報に誤りがあるケースが考えられます。
英字の小文字を大文字で入力している、半角ではなく全角で入力しているといったことはありませんか?
入力情報を再確認したうえ、入力する際は、大文字・小文字、半角・全角などに注意して、再度ログインし直してみてください。
受験者情報を正しく入力したけど見られない
結果が確認できる時期になると、受験者用ログインページから、英検IDとパスワードを正しく入力しているのに見ることができないことが起こりえます。
受験者のアクセスが集中してサーバーが混み合ってしまい、見られない可能性が考えられます。
この場合は、おとなしく時間をおいてから再度ログインするのがおすすめです。
合否結果は気になるものですが、混み合っている時はなかなかつながりづらく時間の無駄になってしまうため、少し待ってみましょう。
より早い結果を知りたいなら解答速報をチェック!
英検の合否結果は、二次試験の10日前後を目途に英検のWebサイト上で確認できますが、もっと早い段階で確認できます。
一次試験の結果をいち早く知りたいのであれば、「英検 一次試験解答速報」がおすすめです。 英検 一次試験解答速報は、試験翌日の13時以降に英検Webサイト上で問題の解答のみが発表されます。
合否結果よりも早く結果を確認できるため、二次試験対策に取れる時間が増えるメリットがあります。
英検 一次試験解答速報を利用して合否を確認するには、試験後に持ち帰れる問題用紙に解答を書き写し、かつ試験終了まで会場にいる必要があるので注意しましょう。
また、以前は英検 一次試験解答速報で7割(4級・5級は6割)以上正解であれば、合格だと目安がつきましたが、CSEスコアが採用されてからは自己判断が難しくなったため、そちらも要注意です。
二次試験の合否結果については、事前に発表された合否発表日に公開されます。
残念ながら目標の英検の級に合格できなかった方は、再チャレンジするために、効率を考えて学習することを心がけましょう。
英検を効率良く学習するためには、英検に特化した専門の対策講座がある語学スクールで受講することをおすすめします。
バークレーハウスでは、英検各級に対応した、対策講座を実施しています。
授業形態の基本はマンツーマンで、受講生1人ひとりのレベルに合わせてカスタマイズした教材で指導します。
バークレーハウスの英検対策に関する詳しい情報は、以下のページからご覧のうえ、実際の英検対策講座が無料で体験できる、無料体験レッスンにぜひお申し込みください。
Webでの英検合否発表はいつから?
英検一次試験の合否発表は試験当日から約2週間後、二次試験の合否発表は試験当日から約10日前後になります。
閲覧開始日は、英検Webサイトで発表されます。
英検の合否発表日や成績表必着日についての詳細は、以下のページで紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
英検の結果を確認する方法は1つだけではない?
英検の結果を確認する方法は前述した、英検受験者用ログインサービスを利用する方法以外にもあります。
それは、「英ナビ!」に会員登録をして確認する方法です。
「英ナビ!」とは、英検を運営・実施している日本英語検定協会と教育測定研究所が共同運営するWebサイトのことです。
英ナビ!では、マイ単語帳や辞書機能などの機能も充実しており、無料で英検の学習ができる「スタディギア」などの学習アプリもあるため、とても便利です。
英検の結果確認だけでなく、申し込みも「英ナビ!」からできるので、登録してみるのもよいかもしれません。
英検受験者用ログインサービスを活用する場合
英検受験者用ログインサービスを活用する場合は、自身の受験票の本人確認票に記載されている、受験者情報(英検IDとパスワード)を受験者用ログインサービスに入力して確認します。
ここで注意したい点は、受験した会場です。
本会場で受験した方は英検IDとパスワードでログインしますが、準会場で受験した方は個人番号と暗証番号になりますので、注意しましょう。
ログインができない場合は、前述の項目で紹介した不具合が考えられますので、確認してみてください。
「英ナビ!」会員登録を活用する場合
「英ナビ!」会員登録を活用する場合は、まず会員登録をする必要があります。
会員登録後は、ログインしてから受験者情報を入力することで閲覧できますので、まずは会員登録をしてみましょう。
「英ナビ!」の会員登録の流れ
まず、英ナビ!ページを開き、一番右上にある「新規会員登録」をクリックします。
すると、メールアドレスを入力するページに遷移します。
メールアドレスを入力し、すぐ下にある「確認メールを送信」というボタンをクリックします。
確認メールを送信すると、英ナビ!から「英ナビ!会員登録のご案内」という登録案内のメールが届きます。
登録案内メールを開き、メールアドレス・パスワード(新規作成)・名前・住所などを入力していきます。
この時、登録案内メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに振り分けられていたり、メールの受信フィルタ設定により届いていなかったりということが考えられますので、確認してみましょう。
入力する項目をすべて埋め、「下の規約に同意して、確認画面へ」というボタンをクリックすると、登録確認画面が表示されます。
一番下の「登録する」をクリックすることで登録が完了になります。
登録完了できた場合は、登録したメールアドレスに英ナビ!から登録完了の案内が届くので確認してください。
ログインをするには、「ログイン」ページから、登録したメールアドレスとパスワードを入力すればログインができます。
英ナビのログインページから英検の合否を閲覧する方法
英ナビのログインページから英検の合否を閲覧するには、ログイン後に英ナビ!会員専用ページを開きましょう。
「マイページ」というボタンがあるので、そこからマイページに入ると「英検試験結果」という項目があります。
そこで受験票に記載されている英検IDとパスワードを入力すれば、合否を確認できます。
英検に再チャレンジ!
英検の合否結果を確認したところ、残念ながら合格できなかった、という方は効果的な勉強方法で再チャレンジしてみましょう。
ここでは、再チャレンジする場合に利用したい制度や効果的な勉強方法について紹介します。
一次試験に合格しているのであれば一次試験免除を利用しよう!
英検の1級〜3級の一次試験に合格し、二次試験が不合格だったという方は、一次試験免除制度を利用しましょう。
次回以降の申込時に、一次試験免除申請をすれば二次試験から受けることができます。
ただし、免除可能な期間は1年間のため注意が必要です。
スコアが低かった技能を強化する
英検は、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの技能を測る試験です。
英検は合格基準をスコアで換算しており、各技能のスコアをバランス良く獲得する必要があります。
合否の結果とともに、成績表でスコアも確認できるので、スコアが低かった技能を強化しましょう。
また、スコアが低かった技能の、どこにつまずいたのかという原因を探ることも大切です。
わからない単語が多かった、という場合は単語に力を入れて勉強すればいいでしょう。
リスニングで聞き取りができなかったという場合はリスニングの対策に注力していきます。
一次試験に合格できている方は、前述の一次試験免除を申請すれば、二次試験でおこなう面接形式のスピーキングテストのみの対策をすれば良いでしょう。
不合格になった原因を見つける
不合格になってしまった原因を見つけることも大切です。
一次試験の場合は、「時間が足りなかった」か「理解度が足りなかった」ということのどちらかである可能性が高いです。
「問題を難しいと感じなかったけれど、時間が足りなかった」という方は、時間配分に原因があったのでしょう。
たとえば、筆記試験で時間が足りずライティング問題が解けなかったことが原因なのであれば、先に点数配分の大きいライティング問題から解答し、後から穴埋めなどに挑戦するようにします。
また、日頃から過去問を解く時に、かならず時間を計ることが重要です。
本番の試験の流れに慣れ、時間配分をきちんとできるようにしておくことが大切になってきます。
「最後まで解けたけれど、手ごたえがなかった」という方は、理解度に原因があった可能性が高いです。
正答率が低かった分野が、自分の苦手分野であると捉え、苦手分野を優先して対策していきます。
加えて、すべての分野で語彙力は必要となるため、単語に自信がない方は、語彙力を上げることも意識しましょう。
中には、試験までの勉強時間が足りなかった、という方もいるかもしれません。
そのような場合は、次回の試験日から逆算し、勉強の計画を立てることが大事です。
苦手分野を克服できたら、過去問や予想問題集を使って、繰り返し問題演習を行っていきます。
二次試験のスピーキングで不合格になってしまった、という場合も原因を探ることが大切です。
沈黙してしまったのであれば、次回は沈黙をしないよう、日頃からネイティブスピーカーと会話をする機会を作るなど、対策をしてみましょう。
各技能の効果的な対策
どの英語の試験にもいえることですが、英語の試験にはそれぞれ出題される問題の特徴があります。
英検も同様で、英語力に自信があるからといって対策をせずに受験をすると不合格につながりかねません。
ここでは、各技能の効果的な対策を簡潔に紹介していきます。
リーディング
リーディングとライティングの筆記試験後の試験であるリスニングで解答の選択肢を先読みするためにも、リーディングとライティングの筆記試験を時間内より早めに終わらせることが重要なポイントの1つです。
日頃から時間配分をしっかりしながら問題演習をしましょう。
また、問題文を読み、英文の意味をイメージしたら、正解ではないと思う選択肢に斜線を入れて除いていきます。
そうすることにより、解答が絞られ、時間短縮につながります。
ライティング
2級以上は、ライティングで自分の意見を英文で書く問題が出題されます。
正しい英文を正しい構成で書くことが大事になってきます。
以下のポイントを意識してライティングは進めましょう。
●型にそって書く
シンプルな構成で使いやすいテンプレートを活用して、英文を書いていきます。
●自信のある単語・文法を用いて正しい英文を書く
難しい単語を用いて複雑な文章を書くと、逆にわかりにくくなってしまいます。自信のある単語や文法を用いて、簡単でも良いので正しい英文を書くようにしましょう。
リスニング
リスニング対策のポイントは、選択肢を先読みすることです。
リスニングはリーディングとライティングの筆記試験の終了時間になると、自動的にリスニング試験に進む形式になっており、問題冊子は筆記試験もリスニング試験もすべて1冊にまとまっています。
筆記試験を早めに終わらせて、余った時間でリスニングの選択肢をあらかじめ先読みしておくと良いでしょう。
また、音声が始まる直前にも先読みできるタイミングがあります。
選択肢を入念に先読みしておけば、音声が終わったらすぐに選択肢を選ぶことができます。
ただし、音声が始まったら、必ず音声に集中するようにしましょう。
スピーキング
英検の二次試験で面接試験とも呼ばれているスピーキングは、苦手とする方も多いのではないでしょうか。
英検のスピーキングで最も重要なことは、無言にならないことです。
無言で次の問題に進んでしまうと、0点になってしまうため、質問の内容がわからなかった場合は、聞き直してみましょう。
英検のスピーキングでは、解答が正解でなくても、態度の面でプラス採点をしてもらえることがあります。
無言で終わってしまうと、積極性やコミュニケーション能力がないと判断され、減点対象になる可能性もあるため注意が必要です。
本番の試験で無言にならないためにも、日頃からネイティブスピーカーや英語が得意な方と英語を話す機会を作って、スピーキングテストの演習をすることが大切であるといえます。
合否確認は焦らず!次の試験にもしっかり対策しよう
英検の合否結果は、英検のWebサイトで確認できます。
一次試験の合否発表は試験当日から約2週間後、二次試験の合否発表は試験当日から約10日前後になります。
また、英検の合否結果は、英検のWebサイトだけでなく、英ナビ!でも確認が可能です。
英ナビ!で試験の合否を確認する場合は、事前に会員登録が必要になるため、済ませておくと安心です。
残念ながら、英検に合格できなかった時は、再チャレンジしてみましょう。
しかし、英検は英語力を測るテストですが、ただ単に、英語力を養うための勉強を行うだけではなく、英検独自の対策をすることが必要です。
独学での対策が難しいと感じている方は、英検に特化した、専門の対策講座を行っている語学スクールに通うのも1つの手です。
バークレーハウス語学センターでは、英検各級の対策講座を用意しています。
独学ではなかなか上達が難しい、ライティングやスピーキングの授業では、英検を知り尽くした講師による添削や面接形式のスピーキングレッスンを行い、苦手意識を克服させていきます。
詳しくは、以下のページで紹介していますので、ぜひご覧いただいたうえ、実際の英検対策講座が無料で体験できる「無料体験レッスン」にお気軽にお申し込みください。