韓国語 学習


韓国語を話す国はどんな国?

現在、南北に分かれ、韓国では韓国語、北朝鮮では朝鮮語と呼びますが本来は同じ言語です。話し手の数は大韓民国が4,327万人(1992年現在)、朝鮮民主主義人民共和国が2,219万(1992年現在)です。
中国東北に約180万人、日本に約70万人、旧ソ連に約40万人、アメリカに約100万人が居住していますが、この中には母語を話せない二世、三世も多いです。韓国語は、厳密には朝鮮語から派生した呼称の一つであり、学術的には朝鮮語として分類されています。語順や助詞で主語を表示する点が日本語に類似しているため、ハングル文字さえ覚えれば、非常に学習しやすい言語です。現在は、ドラマに映画、韓流スターなど若い層からの人気も絶大です。

まとめ情報

正式国名 大韓民国(朝鮮語名:대한민국)
面積 約35.7万km2
首都 ソウル
人口 5,174万人(2021年現在)
言語 韓国語
通貨 ウォン(W)
宗教 仏教、キリスト教、その他
時差 時差もサマータイムの制度もなく、一年中日本と同じ時間です。
チップ 不要です。高級店での飲食代や、ホテル宿泊費などにはあらかじめサービス料が付加されている場合がほとんどです。ただし、特別なサービスを受けた時など、渡すと喜ばれるでしょう(目安は、W5000~W1万程度)。

基礎会話とフレーズ

처음 뵙겠습니다(チョウム ペッケッスムニダ) はじめまして
안녕하세요(アンニョンハセヨ) おはようございます、こんにちは、こんばんは
안녕히 주무세요(アンニョンヒ チュムセヨ) おやすみなさい
감사합니다(カムサハムニダ) ありがとう
별말씀을요(ピョルマルスムルヨ) どういたしまして
안녕히 가세요(アニョン・カセヨ) さようなら(見送る時)
안녕히 계세요(アニョン・ケセヨ) さようなら(去る時)
또 만나요(トマンナヨ) またお会いしましょう
저는~입니다(チョヌン~イムニダ) 私は~です
성함이 어떻게 되세요?(ソーンハミ・オットッケ・ドゥェセヨ) あなたのお名前は?
건강하세요?(コンガンハセヨ) お元気ですか?
건강해요(コンガンヘヨ) 元気です
여기 있어요(ヨギ・イッソヨ) これをどうぞ

韓国語 基礎

語順 SOV型
文字・文法 ハングル文字は、1字が1音節を表す表音文字で、母音と子音の組み合わせで文字が形作られています。一見難しく見えますが、文字の仕組み自体は非常にシンプルなので、簡単に理解することができます。また、文法の語順は日本語とほぼ同じであることに加え、助詞・助動詞を使用する点も日本語と似ています。日本人にとっては、非常に習いやすい言語です。
発音 発音に関しては、少し複雑です。日本語の場合、母音は5種類しかありませんが、韓国語の場合、母音は21種類あり、日本語の50音には存在しない発音が多くあります。
また、母音と子音を1つづつ組み合わせて文字を作ってきましたが、母音と子音にもう一つの子音を加えて 文字を作ることができます。この第3の子音のことをパッチムと呼びます。
例えば「キムチ」ですが、日本語の「キムチ」のような発音にはなりません。ネイティブが話すのを聞くと、「キンチ」に聞こえます。だからといって「ム」を完全に「ン」と発音するわけでもありません。その辺りの音の変化「パッチム」が慣れるまでは大変かもしれません。
しかし、同じ言葉でも平叙文か疑問が勧誘か命令かによって、語尾のイントネーションが変わってくるので、まずは大まかなイントネーションを理解することも上達への大事な近道と言えます。