ニューサウスウェールズ大学は、1949年に州政府と連邦政府によって創設された国公立大学です。設立当初は科学技術に重点を置く大学としてスタートしましたが、その後、新しい学部や施設、研究所の設立などをおこないながら現在では世界的に評価される研究機関としての地位を確立しています。また、2024年QS科目別ランキングでは、19の科目で世界のトップ50に入り、オーストラリア国内では10学科で1位となっています。とくに、エンジニアリングとビジネス分野では国際的なランキングでつねに上位にランクインしており、学生や研究者にとって魅力的な学究環境を提供しています。さらに、在籍学生の約5人に1人を占める留学生は、同大学が国際的な教育機関としての魅力をもっていることを示し、同時に留学生の多様なバックグラウンドがキャンパス内での異文化交流を促進し、学生全体の視野を広げる一助となっています。