ユニバーシティ・オブ・ザ・サウスは1857年に南部のエピスコパル教会の指導のもと、南部の州が協力して設立されました。設立当初は南北戦争の影響で建設が中断されましたが、戦後の1866年に再開され、南部の高等教育機関として重要な役割を果たしてきました。現在では米国でもっとも美しいキャンパスの一つに選ばれる同大学は、リベラルアーツ教育と神学教育に焦点を当てたコースや、インターンや留学プログラムなどの機会を学生に提供しています。地域との結びつきが強く、親しみを込めて大学所在地の町の名前「スワニー」と呼ばれる同大学は、2006年に新たに文学部を新設するなど、歴史と伝統を尊重しつつ現代社会の多様なニーズに応える教育を提供しています。また、プリンストン・レビュー誌は同大学を「2024年ベスト・バリュー・カレッジ」として評価しています。