シカゴ大学は1890年に設立されました。アメリカ・バプティスト教育協会が以前にあった旧シカゴ大学を男女共学校として再法人化したもので、設立以降、拡大と発展を続けてきました。現在は、クオーター制のアカデミック・カレンダーを採用しており、学部課程では53の専攻と59の副専攻を提供、大学院には4つの研究部門と7つの専門学校があります。大学卒業生および関係者からは99人のノーベル賞受賞者、10人のフィールズ賞受賞者をはじめ、多くの世界的学術賞受賞者やオリンピック・メダリストを輩出しています。また、2024年の大学ランキングは国内第12位で、経済学部の学士課程はハーバード大、MITなど名だたる名門校と並び第1位を獲得しています。バラク・オバマ元大統領が法科大学院で12年間教鞭を取っていたり、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏が研究所で研究をしていたりと、厳格な学術プログラムや優れた研究で国内外に広く知られています。