テュレーン大学のルーツは、1834年に設立されたルイジアナ医科大学にあります。1847年にはルイジアナ大学と名称を改め、1884年にニュージャージー州出身の商人ポール・テュレーンが多額の寄付をおこなったことに敬意を表し、テュレーン大学に生まれ変わりました。現在、大学は全米でもっとも評価される教育・研究機関の一つとして知られています。2024年の大学ランキングでは第72位、カーネギー教育振興財団からも、査定している全米4,300以上の高等教育機関のうち、わずか2%しか含まれない「研究活動が非常に盛んな大学」としてランク付けされています。とくに法科大学院の評判が高く、公衆衛生・熱帯医学大学院は提供している学問分野のための国内唯一の専門大学院です。また、セメスター制のアカデミック・カレンダーを採用しており、新入学生はまずニューカム・テュレーン・カレッジに所属することになります。75以上の専攻と副専攻から自分の学びたい専攻を決定すると、2年生の春学期からはテュレーン大学の各学部に所属し学位を取得するために勉強を続けていきます。