ノースウェスタン大学の設立は、1850年5月31日に著名な実業家やメソジスト派指導者、弁護士ら9名が集まり、当時ノースウェスト準州と呼ばれていた地域に大学を設立させるという計画を立てたことから始まりました。翌1851年に、州議会がこの9名によるノースウェスタン大学管理委員会に大学憲章を付与し、イリノイ州初の公認大学となりました。1853年にはシカゴの北12マイルにあるミシガン湖畔に379エーカーの土地を購入し、キャンパスを設立しました。そして、土地を開発し創設者のひとりであるジョン・エヴァンスに敬意を表して、周囲の街をエヴァンストンと名付けました。現在では、2024年の大学ランキングで全大学のうち第9位、合格率は7％と全米屈指の最難関名門校に成長しています。また、12ある学部のうち、9学部が学士課程を提供し、10学部が大学院課程および専門職課程を提供しています。学問だけでなくスポーツにも力を入れており、ビッグ・テン・カンファレンスの創設メンバーで、大学チームは全米大学体育協会のD-1（最高ランク）に認定されています。