マウント・ホリヨーク・カレッジは、アメリカにおける女性教育のパイオニア、メアリー・リヨンによって、1837年にマウント・ホリヨーク女子神学校として設立されました。1888年には大学憲章が授与され神学カレッジとなりますが、1893年に神学コースが廃止されたことを受け、現在の名称が認可されました。1970年初頭には男女共学化を巡って議論がおこなわれましたが、翌年、理事会により女子大学として存続することが決議されました。2014年には当時の学長であるリン・パスケレラ氏によって、男女トランスジェンダーの学部入学を認める新しい方針が発表されました。なお、大学院プログラムは性別に関係なく入学が可能です。2024年大学ランキングでは、リベラルアーツ・カレッジ部門の34位にランク付けされており、幅広く、高い水準のリベラルアーツ教育を受けられます。近隣4校のリベラルアーツ・カレッジと1つの大学によって構成されるファイブ・カレッジ・コンソーシアムのメンバーとして、アマースト・カレッジ、ハンプシャー・カレッジ、スミス・カレッジとマサチューセッツ大学アマースト校との間で無料のシャトルが運行され、それぞれのカレッジ、大学でコースを履修したり、イベントに参加できます。