デューク大学のルーツは、1838年に設立されたブラウン・スクールにあります。ブラウン・スクールは、当時、農村部で運営されていた「サブスクリプション・スクール」と呼ばれる私立学校の一種でした。教育体制や名称の変更がおこなわれ、1859年にトリニティ・カレッジとなった同校は、たばこ製造業で莫大な富を得たデューク家の後ろ盾を得て、敷地の移転や基金の設立をおこない、1924年にデューク大学として創設されました。創設当時にあったキャンパスは、重厚なジョージアン様式の建築に一掃され、イースト・キャンパスとして呼ばれるようになり、現在では新入生のホーム・キャンパスとなっています。また、2023年度秋学期の学部合格率が3％と狭き門となっており、全米最難関校の一つとして知られています。伝統的に医学系の分野で高い評価を得ており、看護学の学士課程では全米トップにランク付けされました。そのほか、法科大学院、神学校の大学院プログラムなども高い評価を得ており、全米大学ランキングではプリンストン大学、MITなど名だたる大学に続き、第7位にランクインしました。