イエズス会のベネディクト・ジョセフ・フェンウィックは、ボストンの第2代司教としての任期の初めから、ニューイングランド全域の教区内にカトリック大学を設立したいと切望していました。1836年にジェームズ・フィットン神父が52エーカーの土地を購入し、1843年、ボストンから西へ約70km離れた、州中央部のウースターの地に念願のカトリック系大学を創立しました。同年6月に礎石が据えられ、11月2日には9歳から19歳の生徒6名が参加して最初の授業がおこなわれ、3年以内に、入学者数は100名にまで増加しました。現在、米国および海外から約3,100人が在籍し、美しさと洗練さで比類のないキャンパスで約60の分野の学術プログラムを提供しており、米国でもっとも優れた学部レベルの教養カレッジの1つとなりました。本校は比較的小規模ですが、非常に精巧な教育機関です。