バーナード・カレッジは、コロンビア大学に所属する4つの学部のうちの1つで、1980年代半ばまで、学部課程への入学は男性のみでした。バーナード・カレッジは、コロンビアが女性の入学を拒否したことへ対応し、1889年に創立されました。ニューヨーク市で唯一、また国内でも数少ない大学で、女性も男性と同じ厳格でやりがいのある教育を受けられました。1900年、バーナードはコロンビア大学の教育制度に組み込まれたものの、独自の理事、教員、学部長によって運営され、基金と施設に責任をもちながら、大学の教育、図書館、学位を共有していました。1983年、コロンビア大学が男女共学になったとき、学長エレン・フッターは独立性を保つため、コロンビア大学との新しい永続的な合意に向けて取り組みました。そして、1900年の教員雇用権の獲得、1968年の抗議活動から 2016年のトランスジェンダー女性の歴史的な入学まで、130年以上にわたって女性リーダーが活躍し、バーナードは繁栄と卓越を続けてきました。