ボウディン大学は、アメリカ独立戦争後の1794年にメイン州ブランズウィックで設立されました。創設者たちは共和主義の美徳と社会的安定を保証するために大学を設立しました。大学の名前は政治家であり、アメリカ独立戦争の時期における知的指導者であったジェームズ・ボウディンに由来します。19世紀半ばには、大学は豊かな図書館と優れた美術品コレクションを誇り、文学・討論会の活動が盛んで、教育の質も高く評価されました。また、南北戦争前には多くの著名な卒業生を輩出し、なかでもナサニエル・ホーソーン、ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー、フランクリン・ピアースなどが有名です。南北戦争後、大学は困難な時期を迎えましたが、大学の改革と発展を推進し、現代的なリベラルアーツ教育を提供するようになりました。現在、ボウディン大学は高い学術的評価と豊かな伝統をもつリベラルアーツ・カレッジの名門校として知られています。