大学のルーツは1881年に設立されたストーズ農業学校まで遡ります。チャールズ&オーガスタス・ストーズ兄弟が土地と資金を寄付したことにより、学校名と地名が付けられました。兄弟の名は今でもストーズ・メイン・キャンパスとして残っています。体制と名称変更をしたのち、1938年に大学協会から完全認定を受け、1939年に現在のコネチカット大学となりました。同大学におけるアジア人初の留学生は1911年に卒業した東京出身のイノウエ・クマオ氏で、故郷で繁殖させるべく、木箱のなかにストーズのウシガエルを入れて持ち帰ったという話が残っています。同大学は8学部・129専攻、大学院は17学部・約100分野の研究・専門実践分野を提供しており、法学修士をはじめ6つの専門職学位を取得することが可能です。ウォールストリート・ジャーナル紙が選ぶベストカレッジ2024では公立大学の第9位、全体では第46位と高く評価されています。研究にも力を入れており、ランド、シー、スペース・グラントの3つの助成金を得ている数少ない大学の一つです。スポーツの強豪としても有名で、多くのプロバスケットボール選手を輩出しています。