アムステルダム大学は1632年に設立され、当初は法律や医学を中心とした小規模な学術機関としてスタートしました。1877年に正式に大学として認定され、19世紀末から20世紀初頭にかけて多くの学部が設立され、研究活動が活発化しました。20世紀後半には科学技術、人文科学、社会科学の分野で世界的に高い評価を得るようになりました。現在、アムステルダム市内に4つの主要キャンパスをもち、国際的な研究ネットワーク「Universitas 21」や「ヨーロッパ研究大学連盟（LERU）」に加盟し、ヨーロッパ有数の研究大学として科学的研究と現代の課題を結びつける研究をおこなっています。また、アムステルダム市との歴史的なつながりを大切にし、多くの共同プロジェクトが進行中で、大学は市の不可欠な一部を形成しています。豊かな歴史と革新を兼ね備えたアムステルダム大学は今後も世界的な教育と研究のリーダーとして発展し続けます。