ウェストミンスター大学は1838年にジョージケイリー卿により、ロンドンに工科大学として建てられ、翌年王室から後見が正式に認められ、王立科学技術学院となりました。1881年、慈善家のクインティン・ホッグは本校に多額の投資をし、無料の図書館、スポーツ施設、劇場などを提供しました。翌年には、科学、技術、芸術などのクラスも提供されるようになり、一般人および貧困層に対して無償で高等教育を受ける機会を与え、高等教育は貴族や富裕層にのみ与えられるという教育のありかたに大きな改革をもたらしました。1992年に、枢密院が、授業受講を中心としたコースや研究学位を与えられる大学の地位をポリテクニックに正式に与えたことにともない、学校名がウエストミンスター大学へと変更されました。現在、英国だけでなく、欧州の近隣諸国をはじめ世界の国々から約1.9万人の学生が在籍しており、卓越した学業、文化的交流、個人的な豊かさを提供しています。