カモスン・カレッジのランズドーン・キャンパスの一部となっているヤング・ビルディングは、1914年にハドソンズ・ベイ・カンパニー所有の敷地に建設され、ビクトリア州初のノーマル・スクールとして約275名の生徒を受け入れました。第二次世界大戦中には軍病院として使用されましたが、1946年に教育機関としての機能を取り戻し、1956年に統合されました。1967年にはビクトリア大学のゴードン・ヘッド・キャンパスに移転し、成人学研究所が設立。研究所は、高校卒業を目指す成人向けの昼間コースを提供するカナダ初のセンターでした。地元のコミュニティ・カレッジ設立への関心が高まり、1970年に設立が正式に承認されました。1971年、カレッジの名称は「カモスン」と改められ、同年9月にランズドーン・キャンパスとブリティッシュ・コロンビア専門学校が合併してブリティッシュ・コロンビア州で9番目のコミュニティ・カレッジとなりました。カモスン・カレッジは2021年に創立50周年を迎え、2008年には「Camosun College」の商標が出願されました。総合大学編入、職業訓練などを提供する2年制の教育機関として開校し、2022・2023年には約1,400人の職員と1億4,740万ドルの予算を計上するまでに成長しました。