ウェスタンワシントン大学は1893年まで遡ることができる歴史ある大学です。設立当時、ワシントン州の都市部だけでなく、農業や漁業が盛んな地域の若者にも新たな教育機会が提供され、教師のニーズが高まっていました。これに応える形で同大学は教師養成を目的として始まりました。最初はわずか88人の学生と4人の教職員でスタートした大学は、その後数十年で急速に成長し、第二次世界大戦後には教育以外のプログラムも拡充し、総合大学として発展を続けました。今日ではワシントン州立大学とワシントン大学に次ぐ、州内第3の高等教育機関としての地位を確立し、200以上の学部プログラムと40以上の大学院プログラムを提供し、多様な学問分野で学生を支援しています。さらに、US News & World Report誌の大学ランキングで同大学は、25年連続で太平洋岸北西部の修士課程をもつ公立大学のなかでもっとも高い評価を得ています。