【オンラインセミナー】12/11 ニューヨーク州立大学バッファロー校体験:シンガポールでアメリカの学位を取得しよう!
ニューヨーク州立大学バッファロー校(UB)のコミュニケーション学教授、ブレイク・ヘンドリクソン博士が登壇し、SIMでの授業体験について詳しくご紹介します。また、心理学専攻の日本人学生、鈴木さくらさんがSIM-UBでの学生生活や自身の学びの経験をシェアしてくれます。
| 日時 | 12月11日(木) |
| 時間 | 日本時間 19:00~20:00 |
| 場所 | オンライン(Zoom) |
※お申込みされた方には参加用Zoomリンクを別途お送りいたします。
ニューヨーク州立大学バッファロー校(UB)について
1846年に設立されたバッファロー校は、ニューヨーク州立大学(State University of New York, SUNY)システムの旗艦校であり、全米大学協会(AAU)の加盟校として世界的に高い評価を受けています。バッファロー校は卓越した教育と世界水準の研究で知られ、ノーベル賞やピュリッツァー賞受賞者を含む優れた教授陣を擁しています。著名な卒業生には、CNNのウルフ・ブリッツァー氏やBaidu共同創設者のロビン・リー氏などがいます。

20年以上にわたり、バッファロー校はシンガポール経営大学(Singapore Institute of Management, SIM)と提携し、経営学、経済学、地理情報科学、心理学、社会学などの人気米国学士号プログラムを提供しています。
SIMではシンガポールにいながら、ニューヨーク州トップの公立大学から米国学位を取得できます。
▶ 短期卒業 – 3年間で学士号を取得可能
▶ 世界トップクラスの教授陣 – 教員の約60%は米国から来訪し、SIMキャンパスで直接指導
▶ 高いランキング – 全米公立大学のトップ40にランクイン
▶ 費用対効果の高い教育 – 現地の費用で米国の質の高い教育を受けられる
登壇者紹介
ブレイク・ヘンドリクソン博士はニューヨーク州立大学バッファロー校コミュニケーション学部教授(インストラクション担当)。FLACSOアルゼンチン校で社会科学の博士号を取得し、異文化コミュニケーション、新しいメディアの影響、国際教育、説得コミュニケーションを専門としています。
シンガポールのSIMで教鞭を執っていないときは、家族とともに日本で暮らしており、日本を第二の故郷と呼んでいます。日本語も少し話すそうです。
鈴木さくらさんはニューヨーク州立大学バッファロー校(UB)心理学学士課程 最終学年の学生。SIMで国際ビジネスのディプロマを修了後、UB学士課程の2年次に編入しました。アメリカの学位を取得することは、さくらさんにとって長年の夢でした。
このウェビナーでは、シンガポールでの学生生活へのどうやって順応していったのか、またなぜUB-SIMを選んだのかについて語ってくれます。
ウェビナーに参加しよう!
このセッションは、日本の高校生、大学1年生、そして海外大学進学に関心のある保護者の方に特におすすめです。シンガポールでの学びや、米国学位への多様な進学ルートについての有益な情報が満載です。
ウェビナー内容
● セッションと登壇者の紹介
● SIM概要とUBへの進学ルート紹介
● UB教授ブレイク・ヘンドリクソン博士
– SIM-UBでの学びとは?
– 学生の成長や授業での印象的なエピソード
– 海外留学を検討する学生へのアドバイス
● UB心理学専攻学士課程学生 鈴木さくらさん
– SIM-UBを知ったきっかけ
– 自身の学歴と進学ルート
– 学校生活、専攻、シンガポールでの暮らし、慣れるまでの経験
– 学生コミュニティの紹介
– 留学を考える日本人学生へのメッセージ
● Q&Aセッション
– 質問は日本語または英語で自由に行えます
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SIM:私のグローバル教育へのパスポート
SIM–ニューヨーク州立大学バッファロー校の奨学金支援を受け、ミカエラ・リムさんは長年の夢だった海外留学を、5か月間の交換留学プログラムを通して実現しました。これは彼女のストーリーです。

幼い頃から、ミカエラさんは海外で学位を取得することを夢見て育ちました。
新しい環境で新しい文化に触れること、そして家族の多くが米国で学士号を取得してきたことが、彼女にとって強い憧れとなっていました。
「両親がアメリカでの大学時代の話をしてくれるたびに、私もいつか同じように学んでみたいと思っていました。兄弟たちが行った場所や経験を聞くうちに、『私もあのように生きてみたい』と想像するようになったんです。」とミカエラさんは語ります。
しかし、パンデミックの影響で、海外留学の夢は渡航制限や経済的な理由によりさらに難しいものとなりました。
それでも諦めずに選択肢を探し続けた彼女は、地元の大学や私立校を検討する中で、SIM(シンガポール経営学院)のグローバル教育プログラムに出会います。
「かつて憧れていた“アメリカ留学”にもう一歩近づけるかもしれない、そう思ったんです。」
そしてSIMでの学びも最終学年を迎えた頃、ついにミカエラさんの夢が叶いました。
夢が羽ばたくとき
ミカエラさんは10年来の夢を叶えただけでなく、奨学金を得てその夢を実現しました。ニューヨーク州立大学バッファロー校の奨学金により、1学期間の授業料と渡航・宿泊費の支援を受けたのです。

「実は、奨学金に応募したのはこれが初めてだったんです。自分は奨学金を取れるような人ではないと思っていたので、応募するという発想自体が遠い世界のことのように感じていました」とミカエラさんは振り返ります。
応募の過程では不安や自信のなさもありましたが、「この奨学金がなければ、そもそも行くことすら考えなかった」と語るように、挑戦をやめることはありませんでした。
「成績を良く保つことや、先生から強い推薦状をもらうことはもちろん大切ですが、それ以上に“誠実であること”が大切だと思います」と、2024年春学期のSIM-UB奨学金受給者であるミカエラさんは話します。
なぜなら、この奨学金は「誰が一番行きたいか」を競うものではなく、「与えられた機会を最も有意義に生かし、その経験を他の人と分かち合える学生」に贈られるものだと感じているからです。
「なぜ自分が選ばれたのか、正直わかりません。でも、自分がどれほどこの奨学金を必要としていて、どんな思いで応募したのかは本当に心から伝えたと思います」と語ります。
そして期待に胸をふくらませながら、ミカエラさんは5か月間のニューヨークでの生活へと飛び立ちました。
視野を広げ、心を広げる
留学中の時間を最大限に生かそうと、ミカエラさんはさまざまな“初めて”に挑戦していきました。
一人暮らしを始め、スーパーボウルを観戦し、ラスベガスからグランドキャニオンまで州をまたいで旅行するなど、わずか数か月の間にこれほど多くの新しい体験を得られるとは思ってもいなかったそうです。
大学では、刺激的で実りある授業も数多く受講しました。
「犯罪学からダンス、ウエイトトレーニングまで、幅広い授業を取っていました。授業ごとに頭の切り替えが必要で、それがとても良い刺激になりました」と振り返ります。
また、世界中から集まった学生たちと学ぶ環境は、彼女の考え方や価値観に深い影響を与えました。

「今の自分の中で一番大きく変わったのは、人とのコミュニケーションの仕方です」と話します。出会った人々が自分の考えをはっきり言葉にし、相手に伝える姿勢に感銘を受けたそうです。
「思っていることを口にすることで、誤解や伝わらない思いを減らせると学びました。」
言葉の贈りもの
ミカエラさんが交換留学を目指す学生に伝えたいアドバイスは「友達を作り、一緒に行動すること」。
「留学生の友達は、一緒に新しいことを発見していく原動力になります。そして現地の友達は、『どうすればいいのか』を実際に教えてくれる存在です」と彼女は話します。
とはいえ、経済的な責任と探検したい気持ちのバランスを取るのは簡単ではなかったそうです。
「『思いきり楽しもう!』という気持ちと『節約しなきゃ』という気持ちの間で、常に揺れていました」と振り返ります。「もちろん、またいつか戻ることもできるかもしれません。でも、今の年齢で、この仲間たちと過ごす時間は、人生で一度きり。20代のこの瞬間を、若さと勢いで思いきり楽しめる機会は今しかないんです。」

機会費用やトレードオフのバランスを取るのは大変でしたが、そのおかげで一つひとつの経験をより深く味わえるようになったといいます。
だからこそ、ミカエラさんは胸を張って「この交換留学は、人生で最高の時間だった」と言えるのです。
卒業を迎えたミカエラさんにとって、SIMでの学びは「自分の望むものを探し、機会を自ら作り出す力」を育む場でした。
「SIMの提携大学は世界各地にあり、学生は異なる文化や歴史、社会に触れることができます。この数年間で得られる経験は、自分自身の取り組み次第でいくらでも広がると思います」と話します。
また、今日のグローバルな社会において、国際的かつ多文化的な視点を持つことは非常に役立つとも感じたそうです。
3年間にわたるSIM-UBでの学びを振り返りながら、ミカエラさんはこう締めくくります。「振り返ってみると、私の大学生活の最終的な目標は学位を取ることではなく、学ぶことそのものでした。
そして幸運なことに、学ぶことが大好きな分野を見つけ、結果的に学位も得ることができました。」