

国境を越えて平和を築く:EMUと平和構築センター
平和と正義に取り組む大学
イースタン・メノナイト大学(EMU)は、アメリカ・バージニア州ハリソンバーグにある小規模な私立大学ですが、その使命は世界規模です。学生を「グローバル社会でリードし、奉仕する人材」として育成することを掲げ、歴史あるシェナンドー渓谷の中心で、温かいコミュニティ、異文化交流、そして平和・正義・持続可能性といったモットーに基づいた教育を実践しています。
EMUを代表する独自の取り組みのひとつが「平和と正義のためのセンター(Center for Justice & Peacebuilding, CJP)」です。設立から25年以上にわたり、世界中から学生や実務家が集い、紛争解決や橋渡し、そして地域社会に持続的な変化をもたらす方法を学ぶ場となってきました。
世界で活躍する平和構築者たち
平和構築とは実際にはどのような姿をしているのでしょうか。CJPの卒業生たちは、紛争後の地域での和解活動、学校や地域社会でのトラウマ回復支援、政府や非営利団体の内部からの制度改革など、さまざまな現場で活動しています。CJPに入学した瞬間から、学生たちは「紛争を変革し、正義を進める」ことに取り組む世界規模の実務家ネットワークの一員となり、そのつながりは生涯にわたり協力や使命の共有を支える基盤となります。
現在、CJPには65か国以上に900人を超える卒業生がおり、教室や法廷、地域センターや紛争地といったさまざまな場で実際に成果をあげています。多くの学生は「平和構築への強い使命感」を胸にCJPにやって来ます。そして卒業する頃には、その使命に応えるための知識、スキル、人脈、そして勇気を手にしています。

「CJPは私の中の「紛争」の概念を変え、紛争に立ち向かう勇気を得ることができました。ー紛争は宝。そして平和構築の第一歩は、紛争を契機としてより良い未来を築いていくことができると信じること」
— アラカワ・モエ(2024年修了予定)、コンフリクト・トランスフォーメーション修士課程
「CJPで出会った多くの人々と、その後もつながりを持ち続けていることが、今日の私を形づくる大きな力となりました。私は今、世界中の女性たちと共に、持続的な平和のために活動しています。」
— レイマ・ボウイ(2007年修了)、コンフリクト・トランスフォーメーション修士、2011年ノーベル平和賞受賞


「CJPには留学生支援フェローがいて、まるで自分の居場所のように感じられます。出身地に関わらず、不正義について声をあげる力を与えてくれるのがCJPです。ここで過ごした時間は、平和への歩みの中でセルフケアの大切さを学ぶ貴重な機会でもありました。」
— イシュティアク・カーン(2024年修了予定)、コンフリクト・トランスフォーメーション修士課程
あなたの平和構築の道を見つけませんか
多様性にあふれ価値観を大切にするコミュニティの中で、学びと共に人としても成長できます。ここでの学びは単なる学位取得にとどまらず、地域を変え、持続的な平和を生み出すリーダーとなるための歩みとなります。CJPは、あなたを待っています。
修士課程・大学院コース
- コンフリクト・トランスフォーメーション
- 修復的司法(Restorative Justice)
イースタン・メノナイト大学(EMU)の学部専攻
- 平和構築と開発
- グローバル開発
- 平和構築
- グローバル・スタディーズ
- 政治学
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