ロシア語 学習


ロシア語を話す国はどんな国?

ロシア語を母国語として話せる話者は総話者数は、2億9000万人です。ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、沿ドニエストル共和国、アブハジア、南オセチアの8カ国で1.6億人が公用語として使います。またアルメニア、アゼルバイジャン、エストニア、グルジア、イスラエル、ラトビア、リトアニア、モルドバ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウクライナ、ウズベキスタンなど12カ国もの国々の1.3億人が第二言語または共通語として使用しています。

まとめ情報

正式国名 ロシア連邦
面積 約170,075,200km2
首都 モスクワ
人口 1億4,555万人(2021年現在)
言語 ロシア語
通貨 ロシア・ルーブル(RUB)
宗教 ロシア人を含めた多くの民族が正教会の信徒ですが、カトリック、プロテスタント、イスラエル教、ユダヤ教なども少なくありません。
時差 マイナス6時間(モスクワ)
チップ 食事やタクシーのサービスを受けた際にあげても良いですが、基本的には気持ちの問題なので、自分がされてどれくらいうれしいかを表現すれば良いです。

基礎会話とフレーズ

Здравствуйте (ズドラーストヴィチェ) はじめまして
Доброе утро (ドーブラエ ウートラ) おはよう、こんにちは、こんばんは、さようなら
Добрый день (ドーブルイ ディェン) ありがとう
Добрый вечер (ドーブルイ ヴィエーチル) どういたしまして
Спокойной ночи (スパコーィナイ ノーチ) 元気ですか
Как дела? (カーグ ジュラー) おやすみ(良い夢を)
Хорошо, спасибо, a вы? (ハラショー、スパスィーバ、ア ヴィ?) ごめんなさい
Неплохо (ニ プローハ) いくらですか?
Пока (パカー) 安くしてください
До свидания (ダ スヴィダーニャ) これをください
Большое спасибо (バリショーェ スパスィーバ) どうもありがとう

ロシア語 基礎

文字 キリール文字を使います。母音10文字、子音20文字、半母音1文字、直接は音を表わさない2つの記号の合わせて33字です。英語などのラテン・アルファベットやギリシャ文字と共通する文字も多くあります。覚える際に気をつけなければならないのは、英語にないロシア語独特の文字よりも、むしろラテン文字と同形でありながら、英語などの場合とは違った音を表すB、H、P、C、Yといった文字でしょう。
文法 名詞に3つの性(男性、女性、中性)があります。この性によって形容詞の語形が変化したりします。ドイツ語やフランス語にも性はありますが、それらに比べてロシア語の性の分類は単純明解です。動物などは実際の性に従い、それ以外は語尾の音で分けられます。また、名詞や形容詞の末尾が6つに格変化します。日本語での助詞が、ロシア語では単語と合わさって一つの単語になっているという感じです。動詞については、人称、数、時制による10の形があります。そのような特徴があるため、ロシア語では語順が自由です。また主語の省略も可能です。
発音 ロシア語には日本語にない音がかなりあります。まず母音についていえば、基本的にはア・エ・オ・イ・ウの5音の体系になっているので、英語やフランス語の複雑な母音体系よりも易しく感じるでしょう。
子音の中には、日本人にとって発音しにくいものがいくつかあるので、特に練習をする必要があります。ロシア語の子音体系の大きな特徴は、子音に口蓋化音(軟音)という種類があるということです。これは発音の際に舌の中央を上方に(口蓋のほうに)盛り上げて発音する、「イ」の響きが感じられる子音のことで、ロシア語独特の柔らかい響きが感じられます。
ロシア語の文字と発音の関係は、英語に比べるとはるかに簡単で、基本的にはどんな単語でもつづりを見ただけで発音が正確にわかるようになっています。ただし、つづりを見て正しく発音するためには、知っておくべきいくつかの約束事があります。特に重要なのは、個々の単語のアクセントの位置で、アクセントのある母音が強く長めに発音されるのに対して、アクセントのない母音は弱くややあいまいな音として発音されます。