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2020/4/6

IELTS受験者必見!これがスピーキング試験の模範解答

IELTSスピーキング試験の生徒役に挑戦中の正木先生とイアン先生

この記事を書いた人

バークレーハウス IELTSプログラム総責任者/IDP公式IELTS教員研修修了
正木 伶弥 Reiya Masaki
ロンドン大学クイーン・メアリー校卒業。専攻は、ビジネス・マネジメント。豊富な海外生活経験や、資格試験受験経験から日本人が最も苦手とする「スピーキング・ライティング」に特化した独自の学習法「Mメソッド」を開発。大手IT企業のCEOや役員への英語コーチング、IELTSに特化したe-learning教材開発、IELTS試験対策本の出版を目指して執筆中。CELTA / IELTS 9.0 / 英検1級 /TOEIC 980点/ TOEFL iBT120点満点取得。IDP公式IELTS教員研修修了(日本第一号)。

前回の「【受験生必見】IELTSスコア9.0の正木がIELTSリーディング試験を受けてみた!解き方や問題を徹底解説」ではとにかくリアリティを重視しましたが、今回の「IELTSスピーキング解いてみた編」ではもう少しリラックスして、というのがテーマでした。

またリーディングの様に一人ではできないので、助っ人にお願いして参加してもらいました。バークレーハウスのCM動画にも出演してもらったイアン講師にも協力してもらいました。

お互い見たことのないペーパーで、パートや大体の分数はIELTSの形式に沿って、という最低限の部分は守り、試験官と受験者役は途中で交代しながらやってみようと言う事になりました。最初はイアンが試験官で正木が受験者、後半は攻守交替。さて、結果はいかに…??
バークレーハウス講師
イアン講師 Iain teacher
1980/9/28生まれ グラスゴー出身
Glasgow Caledonian University卒業(最優等学位)
Audio Technology & Multimedia専攻
2014年3月より日本にて英語講師 TEFL所有
趣味はデジタル・ミュージック作成と映画鑑賞
目次

【IELTS9.0講師】正木のガチスピーキングの撮影意図は?

メインの意図としては、IELTSでスピーキングのスコア9.0レンジがどういうものか?という質問に対して一定の回答を示したかったという側面が強かったです。

スピーキング試験は、自分が恐らく一番安定して、かつ準備や考えたりすることなく9.0が取れるセクションです。また、自社で教えているネイティヴ講師もIELTSのテストを受験していますが、スピーキングがやはり一番スコアが高いセクションです。

ただ逆に、多くの日本人受験者にとって、一番高スコアが出ないセクションの1つでもあり、恐らくそのせいで、9.0を出すには「完璧な回答でなくてはいけない」という様な言葉も目にします。

もちろん、9.0を取るのに「完全無欠」な解答である必要はありませんし、それを求めるのは無理ですよ、いうのが動画の意図です。

それもあり、本番よりは少しリラックスした雰囲気を再現することを意識しました。IELTSのスピーキング試験で求められているのは、「完璧なもの」でも「完全にフォーマルな言語」でもないですよ、というのがメッセージです。

スピーキングで9.0を取るというのは確かにある意味大変です。というのも「文法の幅」「単語力」「流暢さと一貫性」「発音」などの採点項目の全てで満点を取らないと出ないためで、その内の1つでも8が付けられるともうスピーキングセクションで9.0はなくなり、8.5となってしまいます。

よってネイティヴスピーカーでも実際に8.5くらいのスコアになることはままあります。全く興味がない項目について聞かれた場合、それに関連する単語をあまり知らなかったりするためです。

9.0イコール完璧という誤解

IELTSスピーキング試験を再現中の正木先生

ただそうは言っても、ではそれら4項目の全てで「完璧」でないといけないのか、というと、そんな事はありません。

いうよりむしろ、15分以上に渡って終始、日本語を「文法が完璧で」「発音で一回も躓かず」「難易度の高い単語を終始連発」しながら喋るご自身を想像してみてください。そんな事は無理なはずです。

言い淀む瞬間もあれば、よくよく後で考えてみればストレートな答えになっていない瞬間もあれば、ら抜き言葉がでてしまったり、もごもご言ってしまったり、する部分が出てしまうはずです。

英語だって同じです。予想外の問題を、突然試験棟という緊張する環境で聞かれれば余計にそうです。

時間的な制約もあり、編集でかなり消えてしまった部分もありますが、それでもアップされた完成版のビデオには、イアンも僕も、「あぁ」と言い淀んだり、聞き直したり、という瞬間があります。「止まる瞬間位あるでしょ」と思われるかもしれませんが、そんなレベルでなく、純粋な間違いも両者見受けられます

僕の方は後半のPart3部分、単数・複数の使い分けがかなり怪しいです。

Electronic booksがテーマですが、TheyでなくItで受けています。Part 2のConquerの発音も(北米人の同僚に囲まれている「おかげ」で…)「カンカー」に近い感じがしなくもありません… 北米のアクセント自体はもちろん間違いではありませんが、英語と米語が混ざっているというのはあまり聞き易いものではありません。

これだけ終始イギリスのアクセントであれば、一語だけアクセントがズレると尚更不自然です。

逆にイアンも、試験官役の際はPart 2のFollow upの質問で、Discuss aboutと言っていますが、Discussにaboutは付けられません。自身が受験者役になった際もCome the time of the Olympics…という表現がPart 2で出ていますが、これも聞き手によってはかなり不自然に聞こえるか、百歩譲っても相当くだけて聞こえます。不自然に聞こえる場合は普通その表現は未来のイベントに使う、という意見の様です。

撮影後のチェック

正木先生とイアン先生の2ショット
撮影後、お互いの答えをお互いで観てみました。二人とも全く同じ感想で、それはそれは「Painful to watch! 見るのが苦痛!」という一言に尽きました(笑)。

映像を観ていて、「これ答えになってなくないか…?」とお互い自身で思ったりした箇所があったのは予想の範囲内でしたが、それよりも「自分はこんな話し方なのか!?」という衝撃の方が大きかったです。

僕の場合は、自分はこんなアクセントだったけ?…というのが、正直な感想で今でも思い出しても苦笑です(笑)。

思わずイアンに「俺ってこんな話し方なの…?これじゃ(ロンドン郊外の)ウォキングかなんかのタクシードライバーがパブで喋ってるみたいじゃねぇかよ…」と嘆いてしまいました。「タクシーの後部座先に揺られているみたいな気分になれて心地良いじゃないか!」と向こうは笑っていましたが(笑

以前、IDPのIELTSエキスパートであるDon Olivers氏と対談した時も自分の英語を聞く羽目にになりましたが、その時は感じなかった事なので、恐らく相手が気心のしれており、かつイギリス人であるイアンでという事で、よりリラックスした「余所行き」用でない話し口調になったのだと思います。

ちなみにタクシー運転手の英語が悪いという意味ではありません。ただ自分が喋っていると自分との認識のギャップが…というのと、あのうざい笑い方も何とかならんのか、とか、いや、書きだしたらキリがないです。

逆にイアンが肩を落としていたのは、「一体このアホ(自分)は何回of courseって言うんだ…?」という事でした。

これは実際両者共に発見で、緊張すると無意識の内にリピートしてしまう「癖」は誰しもあるようです。僕の場合もさすがに普段こんなに「you know」は言わないよな、という感じでした。IELTSはパラフレーズにうるさいので、何とか言葉を変えなくては!と考えすぎる受験者の方も多いと思いますが、スピーキングではそこまで心配する必要はありません。

ただそんな2人への唯一の朗報は、今回の回答がスピーキングスコア8.5-9.0のレンジに優に入るという事ではないでしょうか(笑)。

ちなみに9.0と断言はできません。というのはテスト自体が完全な形で再現されていないためで、もうそれはお互いが顔見知りという時点で本番ではまず無い程お互いリラックスしてしまっています。またイアンもパート2は2分のルールを無視して「3分位行っちゃった」と後日ケラケラ笑っていました(笑)

完全にふざけて撮ったという事はもちろんなく、スピーキングのスコア8.5-9.0レンジの解答が再現されました。これは元試験官にチェックしてもらいお墨付きです。

その理由としては、二人とも文構造・自制などは自在にいくつもスイッチしています。また僕の方は特にFluencyとPronunciationで点を稼ぎますし、イアンの方は発音と(特に後半無意識に連発する)イディオムで間違いなく最高レンジに食い込みます。

ちなみにお互い発音はアクセントという意味では全く異なります。僕の方は明らかにロンドンの訛りが強く、またイアンの方は明らかにスコットランド訛りです。

そもそもイアンに相手役をお願いしたのも、アクセントにバラエティを持たせたかった、というのが原因の1つです。(ネイティヴからみて)聞き取りにくさに繋がる事が無い限り、どの様な地方・階級のアクセントかは全くスコアに影響しません。

最後に、このイディオムはただ真似をすれば良いという訳ではない所だけ注意が必要です。

例えばイアンは受験者役の際「a fair crack of the whip(公平なチャンス)」というイディオムを使っています。これは非常にイギリス的な言い回しであり、それは彼が明らかにスコットランドのアクセントがある中で言うからこそ機能します。

100%日本のアクセントである日本人受験者が突然その様なイディオムを覚え入れても、「暗記した」と取られかねられません。その様な扱いになれば、当然スコアに繋がらない事も覚えておく必要があります。

IELTSスピーキング試験の各スコア帯別アドバイス

IELTSスピーキング試験の生徒役を演じつイアン先生

目標(現在)スコア5.0の方へのアドバイス

5点台が目標の方は、是非ますFluency(流暢さ)にフォーカスを置いてみて下さい。

「文法的に間違いをしてはいけない」「発音が良くなくてはいけない」などと考えているのではなく、間違えても良いからどんどん喋る事です。

この2本の動画から、答える内容自体は必ずしも深くなくても良い、という点や、流暢といっても全然(考えるため、または聞き返すために)会話が断絶する瞬間があって良い、という点を是非参考にして頂ければと思います。

目標(現在)スコア6.0の方へのアドバイス

6点台が目標であれば、上記の5点台を目指すFluencyにフォーカスするアプローチにプラスアルファのイメージです。

止まらずに喋るのにもう一声、他の採点項目をプラスしてみるという事です。例えば文法を少し意識するという感じです。勘違いしてはいけないのは、超難解な文法項目や単語を入れる、というのは有効ではありません。

他の部分から浮いてしまい、暗記したと思われる可能性が高いです。

それよりも基礎的な文法をいかに正確に自在にスイッチできるか披露する事を意識するべきです。今回の動画であれば、例えば時制がいかに短時間に色々出ているか、字幕を使って確認してみて下さい。

目標(現在)スコア7.0の方へのアドバイス

7点台からが中々難しくなってくるレンジだと思います。というのは、この辺りからただ「滑らかに喋れるか」だけでなく、それが「自然か」という所まで求められる様になってきます。

Lexical Resourceの採点項目の“uses some less common and idiomatic vocabulary and shows some awareness of style and collocation, with some inappropriate choices”という文言がそれを物語っていると思います。使い方が若干不適切な瞬間はあるかもしれないとしても、ある程度自然な形で「珍しい単語(ベーシックではない単語)」や「イディオム」が入っている必要があります。

ここで先の通り重要なのは、ただ難解な単語やイディオム帳を暗記して披露すれば良いのでは間違っても無いという点です。

言い換えれば、「こんな喋り方をする人だったらこういう表現を言っても自然だ」と試験官に思ってもらう必要があります。これには自分の好きなものを決め、それを貫くのが良い練習方法です。

イギリス人のミュージシャンの真似をしても、アメリカ人俳優の真似をしても、オーストラリア人のスポーツ選手の真似をしても構いません。

ただ一貫性が重要で、フレーズ・イディオムなどは楽しみながら真似をする中で徐々に身についているべきです。それが「ちぐはぐ」な変な使い方にならないコツです。

スピーキングの練習対象を一貫させるため、是非ご自身の「好きなもの」をフル活用してみてください。

まとめ

IELTSスピーキング試験は、「完璧にスタンダードな高尚な英語」や、言いよどむ瞬間や聞き直しゼロの「完全無欠な解答」を求めているわけではありません。「自然にコミュニケーションがどんどん前に進むこと」これがキーです。

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