IELTSスピーキング必勝勉強法 「話の広げ方」を教えて!

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竹林先生
「たくさん話した方がいいのは分かってるけど、どうやって話を広げたらいいか分からない!」とスピーキング対策でお悩みの方は必見です!
話を広げるのに、専門知識は不要


竹林先生

竹林先生
─「回答を膨らませる」というのは、そもそもなぜ大切なのですか?

竹林先生
─例えばスポーツに関する話題の場合、私だとスポーツはむしろ苦手なのでほとんど専門的な知識はありません。どうやって話を広げたらいいでしょうか?

竹林先生
─それらをやった経験すら無い人はどうしたらいいですか?

竹林先生
話を広げる「3つ」のテクニック

─専門性の無い内容で良いというのは分かりました。では、何か話を広げるコツというか、テンプレートのようなものはありますか?

竹林先生
■テクニック① トピックに関する具体例を複数出す(1個じゃ足りない!)
例えば先程の例のように、スポーツに関して聞かれたとする。そうしたら、スポーツの「具体例」をいくつか頭の中で挙げてみましょう。目標スコアが4~5点台くらいであれば、
「I have played baseball, soccer, volleyball, and basketball.」
このような中学で習うような簡単な単語でも、瞬時にパパっと思いついて具体例を列挙して文を作れれば印象良いです。
もう少し上のスコアを目指すなら、ちょっとだけマイナーなスポーツ名を加えてみましょう。
「In the future, I would like to try cricket, ice hockey, and scuba diving.(将来は、クリケット、アイスホッケー、スキューバダイビングにチャレンジしてみたいです)」
などとすれば、語彙力のスコアアップが望めます。このように、聞かれそうなトピックごとに、それに関係する単語を3~5語リストアップしてみるのがおススメです。
ちなみに、judo, kendo, sumoのような、元は日本語である単語は「英語」ではないため、使ってもあまり語彙力のスコアアップは期待できない気がします。
■テクニック② 何かをおこなっている自分を思い描き、できるだけ細かく描写する
他にも、たとえば
「Do you use e-mail every day?」
と聞かれたとします。この場合、「具体例」を挙げるというのは難しいかもしれませんね、EメールはEメールしかありませんから。このような時は、Eメールを使ってる自分を、頭の中でまざまざと思い浮かべてみて下さい。まず何をして、次にどこをどう操作しているでしょうか。このような「一連の動作を細かく描写」できる力も、IELTSのスピーキングでは高く評価されます。
先程の設問では
「Yes, I do. I use Gmail every day.」
だけではなく、
「The first thing I do in the morning is log into my e-mail account, read all unread emails in the inbox, and if I need to, reply to them. Some emails have documents and files attached to them.」
「(朝に私が最初にやることは、メールのアカウントにログインし、受信トレイ内の未読のメールを全て読み、そして必要があれば返信します。時にメールにドキュメントやファイルが添付されている事もあります)」
などとすれば、描写力が細かいとして、語彙力は言うまでもなく、流暢さや文法までスコアアップする可能性があります。
■テクニック③ 過去の話に振り、「過去→現在→未来」の順に語っていく
最後に、IELTSのスピーキングは(Part 1では特に)、現在形で質問される率が高いですが、比較的どんなトピックでも過去や未来の話に広げる事が可能です。現在形で聞かれたからと言って、現在の事だけ語るより、過去や未来の事も語った方が、単純に話せる量が増えますね。なにより、色々な時制を使うことにより、文法面でのスコアアップが見込めます。
たとえば
「Do you live in a house or an apartment?」
と聞かれたら、
「I live in a house.」
だけでなく、
「But I used to live in an apartment when I was little. As a kid, I really enjoyed taking the elevator. And when I was a teenager, my family and I moved in to a house with a yard and we’re still living there. In the future, I would like to live in a much bigger house, almost like a mansion.」
(しかし子供の時はマンションに住んでいました。子供の時、エレベーターに乗るのがすごい楽しかったです。そして10代になると、我が家は庭付きの1戸建てに引っ越し、今でもそこに住んでいます。将来は、豪邸のような、更に大きな家に住みたいです)」
などと答えればかなり話が広がりますね。
「未来形」というと「will」と「be going to」しか無いと思われるかもしれませんが、「want to V」「would like to V」「would love to V」なども一種の未来形と捉えることができます。ぜひ使ってみて下さい。
聞かれやすいトピックごとに練習してみよう!

竹林先生
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Part 3はどう攻略するか

─ここまでは、主にPart 1や2で使えそうな話の広げ方を教えて頂きましたが、「Part 3」はどのように対策したらいいですか?

竹林先生
─それがPart 3になると急に話のレベルが上がるんですよね。

竹林先生

竹林先生
─でも、話す事が思いつかなければ、そもそもしゃべれません。

竹林先生

竹林先生

竹林先生
スピーキングで「分かりません」と答えるのはNG?

─どうしても何て答えたらいいか分からない場合、正直に「分かりません」と言ってもいいのですか?

竹林先生
─では最悪の場合、全ての質問に「分かりません」でもいいのですか?

竹林先生
まとめ

竹林先生
─先生、ありがとうございました。