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2020/3/2

IELTSジェネラルとは

この記事を書いた人

バークレーハウス IELTSプログラム総責任者/IDP公式IELTS教員研修修了
正木 伶弥 Reiya Masaki
ロンドン大学クイーン・メアリー校卒業。専攻は、ビジネス・マネジメント。豊富な海外生活経験や、資格試験受験経験から日本人が最も苦手とする「スピーキング・ライティング」に特化した独自の学習法「Mメソッド」を開発。大手IT企業のCEOや役員への英語コーチング、IELTSに特化したe-learning教材開発、IELTS試験対策本の出版を目指して執筆中。CELTA / IELTS 9.0 / 英検1級 /TOEIC 980点/ TOEFL iBT120点満点取得。IDP公式IELTS教員研修修了(日本第一号)。

IELTSジェネラルは主に英語圏への移住・永住を希望する人が受ける資格試験です。英語検定やTOEICとは違いほぼ記述式であるため、より実践的な英語力が試されるでしょう。この記事では、IELTSに興味がある人はもちろん、ジェネラルモジュールでハイスコアを目指している人にむけて、IELTSジェネラルの試験概要や試験の特徴、アカデミックとの比較、各項目の対策について詳しく解説していきます。

英語力を試す資格試験は英検やTOEICなどいろいろありますが、より実践的な英語力が試される試験として、いま注目を集めている試験があります。それが「IELTS」です。

今回はそのIELTSについての解説と、2タイプあるモジュールのうち、IELTSジェネラルに関する情報をくまなくご紹介いたします。
目次

「IELTS」とは

IELTSとは、「International English Language Testing System」の略称で、イギリスやカナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏を中心とした140ヶ国以上、10,000を超える教育機関が英語力を判断する材料として取り入れています。

世界の受験者数は年間350万人以上、日本国内でも受験者数が増えており、今後も受験者数は増加傾向にあるといわれている試験です。
ちなみに、IELTSはモジュールが「アカデミック」と「ジェネラル」の2つに分かれており、目指すゴールによって受けるモジュールが異なります。

IELTSジェネラルは英語圏への研修・移住希望者が受ける資格試験

IELTSジェネラルは、英語圏への研修(学業以外)を検討している人や、英語圏(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド)への移住・永住を希望している人が受ける資格試験です。

IELTSアカデミックが「英語圏の学校や職場で不自由なく過ごせるレベルか評価する」といった目的を持っているのに対して、IELTSジェネラルは「英語圏で最低限の生活をするのに困らない英語レベルかどうかを評価する」といった目的を持っています。

IELTSジェネラルの特徴

IELTSジェネラル試験の特徴は以下の通りです。

試験科目・リスニング(全40問/時間30分)
リスニング試験の概要はこちら

・リーディング(全40問/時間60分)
リーディング試験の概要はこちら

・ライティング(Task1:20分/Task2;40分 計60分)
ライティング試験の概要はこちら

・スピーキング(3部構成)
スピーキング試験の概要はこちら
試験日程ペーパー受験は週に1日程度、コンピューター受験の場合はほぼ毎日開催。
※会場によってはスピーキングのみ別日に開催される可能性あり
受験資格16歳以上推奨(それ以下の年齢でも受験自体は可)
受験料25,380円(税込)
結果の有効期間2年間

高いスコアを出すためのIELTSジェネラル試験対策

IELTSジェネラルは、IELTSアカデミックよりもリーディングとライティングについては難易度が低めに設定されています。

ことリーディングに関しては、アカデミックが長文3題に対してジェネラルは短文2題と長文1題に分けられているため、読みやすさは圧倒的にジェネラルの方が上です。(※リスニングとスピーキングに関してはアカデミックと全く無いように差異はありません。)

しかし、難易度が低くなったからといって油断してはいけません。
アカデミックとジェネラルでは同じスコアでも到達問題数に差があるためです。
例えば、同じスコア7.0を目指す場合、アカデミックは目安で40問中30問正解でOKなのですが、ジェネラルは40問中34問正解しないといけません。

つまり、ジェネラルはアカデミックよりもケアレスミスに注意しないといけないモジュールなのです。まずは、各試験項目の傾向を知ることから始めましょう。これも立派な試験対策です。

リスニング対策

アカデミックもジェネラルもリスニング試験は記述式です。

そのため日ごろから「聴いた英語をそのまま書き出す対策」と「聴いた文章を同じように話す対策」を行っておくと良いでしょう。

またペーパー試験では、最後の10分間で回答を用紙に転記する時間があります。自身で模擬試験を行う際も本番と同じように行い、10分で転記する能力をつけておきましょう。

逆にコンピュータ受験の場合は、危機ながら解答を埋めていく事が期待されているため、最後の転記時間がありません。コンピュータ受験の方は普段から問題用紙にリアルタイムで答えを書き込めるよう練習しておきましょう。

リーディング対策

上述したように、ジェネラルの場合はアカデミックと出題形式が異なります。

しかし、取るべき対策は同じです。リーディング試験の特徴は、「本文の中に必ず答えが隠れている」といった点であるため、筆者の意見を「汲み取る」事や「行間を読む」必要はありません。

ただアカデミックと異なるのは、長文問題の間に情報処理能力でより戦う事のできるインフォメーション・ファインディングのセクションがきます。

最後の長文問題は長く、問題数もそれに伴って多いため、タイムマネージメントに苦戦する方は特にこの長文より前に来る部分をいかに速く切り抜けるかが重要になってきます。

それでもどうしても時間が足りない場合、まずは長文を読む前に問題文に目を通してみましょう。自分が得意な問題形式を理解したうえで、本に答えだけを探しに行くと解答時間の短縮になります。
上級者であれば長文は全部読み、その後問題を見て普通に答えていく事を勧めます。

ライティング対策

IELTSジェネラルのライティングは、「Taskが『1』と『2』 の2つに分かれている 」点と「2の配点は1の2倍である」といった点はアカデミックと共通です。ただ、ジェネラルの方はTask1で「手紙の作成」、「エッセイの作成」といった形式になっています。

手紙やエッセイのトピックはカジュアルなものからフォーマルなものまで幅が広いため、日ごろから色々なジャンルのトピックに触れておけるかが対策のカギとなるでしょう。

また、Task1に20分、Task2に40分というのはあくまでも目安ですので、本番ではきっちりその通りにする必要はありません。

本番ではきっちりその通りにする必要はありません。解く順番も同じく受験者が決められますので、タスク2から取り組むのも一案です。

スピーキング対策

スピーキング試験はアカデミックと全く同様の形式ですので、対面インタビュー式で行われます。TOEFLでは認められていない「聞き直し」や「言い換え」が、「IELTS」では可能なので、それぞれに用いるフレーズは必ず覚えておきましょう。

また、わからなくても沈黙は禁物です。「なぜ答えられないか」を堂々と英語で説明することを心掛けましょう。とにかく試験官に「今自分の脳みその中でどのような事が起きているのか」を明確にする必要があります。

まとめ

IELTSジェネラルでハイスコアを出して、英語圏での生活を豊かなものにしましょう!

IELTSジェネラルは、英語圏への研修(学業以外)を検討している人や、英語圏(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド)への移住・永住を希望している人が受ける資格試験です。
アカデミックと比べて難易度は低めですが、スコアボーダーが異なるためケアレスミスにより慎重になるべき試験になるでしょう。
英語圏に研修、移住、永住を希望する人は、この記事を参考に対策を万全にして、ハイスコアを目指してください。

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