2022/06/28

英検®の試験日はいつ?合格証明書はいつ発行してもらえる?

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

英検®は、日本国内でもっとも認知されている英語の資格試験として挙げられます。

就職活動や受験にも有利に働くといわれているため、英検®の受験を検討している方も多いのではないでしょうか。

英検®を取得して、就職活動や受験などに使う場合、念のため合格証明書を持っていたほうがいざという時に安心です。

そこで今回は、英検®の合格発表日、英検®の証明書の発行日、英検®の試験日がいつなのか知りたい方に向けて、合格発表日、証明書の発行日、英検®の試験日について解説していきます。

目次

英検®の合格発表日はいつなの?

calendar

英検®は一次試験と二次試験があり、一次試験に合格できれば二次試験が受けられる仕組みとなっています。

そのため、一次試験を受験してから2週間後には1度合否が発表されます。4級、5級は試験の合否に二次試験は関係ないため、この時点で試験の合否が決まります。

それ以上の階級の試験を受験している場合は、二次試験を受験してから1週間から10日後くらいに合否が発表されます。

ただ、あくまでも合格発表日の目安が一次試験なら2週間、二次試験なら1週間から10日というだけなので、実際の合格発表日は多少前後することはあります。

具体的な英検®の試験日や合格発表日は、英検®の公式サイトなどで年度初めに掲載されるので、気になる方はチェックしてみてください。

英検®の試験日と合否発表のスケジュール

ちなみに、2021年度第3回検定の試験の申し込み期間や一次試験・二次試験の日程は以下の表の通りとなっています。

<英検®2021年度第3回検定試験日と合否発表スケジュール>

会場 本会場(個人) 準会場(団体)
申し込み期間 11/1(月)~12/10(金) 11/1(月)~12/10(金)
一次試験 試験日:1/23(日) 合否発表:2/7(月) A日程
試験日:1/14(金) 合否発表:2/7(月)
B日程
試験日:1/15(土) 合否発表:2/7(月)
C日程
試験日:1/16(日) 合否発表:2/7(月)
D日程
試験日:1/21(金) 合否発表:2/7(月)
E日程
試験日:1/22(土) 合否発表:2/7(月)
F日程
試験日:1/23(日) 合否発表:2/7(月)
G日程(4・5級限定)
試験日:2/5(土) 合否発表:2/22(火)
二次試験 A日程
試験日(全級):2/20(日) 合否発表:3/1(火)
B日程
試験日(2〜3級):2/27(日) 合否発表:3/8(火)
C日程
試験日(1・準1級):3/6(日) 合否発表:3/15(火) 
A日程
試験日:2/20(日) 合否発表:3/1(火)
B日程
試験日:2/27(日) 合否発表:3/8(火)

会場ごとにどの日程で試験を開催して合格発表をするのか、A日程からG日程のいずれかが振り分けられています。

一次試験の試験日が準会場の場合は、本会場と同日の1/23(日)より9日前から設定されていますが、合否発表日はすべての日程で2/7(月)になっています。

二次試験の合否発表日は概ね、試験日から9日後に設定されています。

実際に受験する際は、自分が受験する会場で、該当する日程を良く確認しておきましょう。

英検®の証明書の発行日はいつなの?

英検®では一次受験票や本人確認票、二次受験票、成績表、合格証明書が発行されて送付される日程が決まっています。

合格証明書の発行日の目安は合格発表日から1週間から10日程度です。

2021年度第3回検定で送付される証明書の到着日と未着による問い合わせの期間は以下の表のようになっています。

<英検®2021年度第3回検定証明書到着日と未着の問い合わせ期間>

送付される書類 到着日 未着の問い合わせ期間
一次受験票・本人確認票 1/17(月) 1/18(火)~1/20(木) 17:00
1~3級:一次成績表・二次受験票 2/15(火)
※一次試験G日程は3/1(火)~
2/15(火)~2/17(木) 17:00
一次試験免除者:二次受験票
4級・5級:成績表・合格証書 2/15(火)~
※一次試験G日程は3/1(火)~
A日程
1~3級:二次成績表・合格証書
3/8 (火) 3/9(木)
B日程
1~3級:二次成績表・合格証書
3/15(火) 3/16(水)
C日程
1~3級:二次成績表・合格証書
3/22(火) 3/23(水)

4級・5級の受験をする方は2月中には合格証明書が受け取れますが、それ以上の階級だと3月頃に合格証明書を受け取ることになります。

英検®は就職活動や受験に有利に働くといわれていますので、余裕を持って英検®の受験をし、合格証明書を受け取っておくことをおすすめします。

合格証明書は郵便で届くので、発送状況によっては届くまで日程が多少前後することもある点に注意が必要です。

英検®の試験は1年で何回やるの?

英検®の試験は1年で3回、夏から冬にかけて実施されます。参考として、2021年度の試験のスケジュールを以下に紹介します。

<英検®2021年度試験スケジュール>

実施回 試験回数
第1回 一次試験
5/21~6/12の間に計7回
二次試験
6/27、7/4、7/11の計3回
第2回 一次試験
10/1~10/23の間に計7回
二次試験
11/7、11/14、11/23の計3回
第3回 一次試験
1/14~2/5(2022年)の間に計7回
二次試験
2/20、2/27、3/6(2022年)の計3回
一次試験は本会場では1日、準会場では7日、試験日が設定されています。準会場の7日の内1日は4級・5級限定です。

一次試験は、都合の良い日に合わせて試験会場を選択することが可能ですが、準会場は2級~5級までが対象になっています。

1級と準1級の受験は本会場でしか受け付けていません。

二次試験の試験日程は一次試験に比べると、3日と少ないため、事前に二次試験の試験日を確認し、予定を調整しておいたほうが良いでしょう。

予定を調整することが難しい場合は、二次試験のスピーキングまで含めた4技能を1日でまとめて受けられる英検®S-CBTでの受験をおすすめします。

毎週土日に実施されていますので、日程の調整もしやすいです。問題の出題形式や難易度は本来の英検®と同じものになっていますし、この方法で受験しても英検®合格として認定されるので安心です。

英検®S-CBTについて、詳しく知りたい方は、こちらの「英検®S-CBTと英検の何が違うの?どちらを受けるべき?」をご覧ください。

英検®の勉強はいつから始めればいいの?

英検®に合格するためには、どのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。各階級に必要な勉強時間の目安を以下の表で紹介します。

<必要な勉強時間の目安>

必要な語彙数 レベル 必要な勉強時間
5級 300~600語 中学1年生 10~12時間
4級 600~1,300語 中学2年生 13~17時間
3級 1,250~2,100語 中学卒業 17~21時間
準2級 2,600~3,600語 高校中級 26~33時間
2級 3,800~5,100語 高校卒業 30~36時間
準1級 7,500~9,000語 大学中級 33~41時間
1級 10,000~15,000語 大学上級 46~54時間

4級や5級に関しては、数日間集中して勉強すれば合格は可能だといえるでしょう。

しかし、2級以上の階級になると必要な語彙数も増え、難易度も上がります。

上記の表に記載されている英検®の合格に必要な勉強時間の目安は、受験予定級のひとつ前の級に合格していることを前提とした勉強時間となっています。

たとえば、初めて英語の勉強をする方が3級を受験するとなると、4級・5級の合格に必要な時間も足して考える必要があるので、3級に合格するためには約50時間かかる、ということです。

4級はすでに合格していて3級を受験する場合、勉強時間は1日1時間の計画であれば17日から21日程度で済みます。

しかし、英検®の受験勉強をまったくしたことがない状態から3級を受験するとなると、1ヶ月半や2ヶ月程度の勉強期間が必要になります。

学校の勉強などで3級合格に必要な英語力がすでに備わっている場合は、勉強時間を多く設けなくても合格できるといえるでしょう。

あくまで上記の表は目安であり、英検®の受験勉強を始めた時点での英語能力に左右されますので、個人差があります。

英検®に合格するための勉強時間は数十時間にも及び、学校や仕事などの日常生活と両立して勉強するということを鑑みれば、なるべく早い段階で計画的に勉強を進めることが大切です。

効率的な英検®の勉強方法

英検®の受験勉強を独学で行う場合、効率良く学習を進めていけるかということが重要なポイントの1つになります。

ここでは、英検®の独学での勉強方法について詳しく紹介します。

英検®専用のテキストを使用する

英検®で出題される単語や熟語には一定の傾向が見られ、他の英語の検定や学校でのテストとはその内容が若干異なります。

そのため、英検®を受験する際は英検®専用のテキストを使用することをおすすめします。

英検®専用のテキストは、英検®に出題される傾向の高いトピックを中心にまとめられているので、英検®各級に対応した専用のテキストを使用することによって、より効率的に勉強を進めることができるといえるでしょう。

1つのテキストで徹底的に勉強する

先述の通り、英検®専用のテキストを選択した際には、テキストに記載されている問題から文章全体の意味まで、完璧に理解できるようになるまで繰り返し勉強しましょう。

同じ問題を繰り返し解くことで理解が深まり、知識が定着しやすくなります。

実際に、英検®に合格した受験者たちから、1つのテキストを徹底的に勉強したことが合格につながった、という声が多数あがっています。

複数のテキストを使用して勉強する方法は、新しい知識を得られる点がメリットではありますが、すべてが中途半端になってしまうということにもなりかねません。

自分が勉強をしていて身につけやすいと感じるテキストを見つけて、同じテキストを使って徹底的に勉強をする方法が英検®合格への近道といえるでしょう。

単語帳を積極的に使う

英検®の受験には語彙力が求められます。

語彙力をアップさせるためには、定番ではありますが単語帳を活用することが効果的です。

英語を理解するためには、単語の意味がわからない状況では先に進むことができません。

まずは、語彙力アップのために知っている単語数を増やしましょう。

英検®を勉強する準備ができたら、単語帳を積極的に使い、単語の意味を覚えるところから始めることが重要です。

また、英検®に出題されやすい傾向にある単語を徹底的に覚えることも大切です。押さえるべき単語を把握し、効率的な勉強を心がけましょう。

英語の時事ニュースに触れる

高い階級の試験を受ける場合は、英語の時事ニュースに普段から触れて、アカデミックな内容に慣れておくことも大切です。
4級・5級といったレベルであれば、日常会話に関する話題しかほとんど出てこないので問題ありませんが、1級や準1級になってくると、特定の分野の専門用語が当たり前のように出てきます。

単語帳で覚えることもできますが、時事ニュースに触れているとよくでてくる単語は自然と頭の中に残りやすく、具体的な内容と照らし合わせている分、その単語の意味がイメージしやすくなります。

専門的な内容のライティングやスピーキングなどにも対応できるように、英語の時事ニュースに触れることを習慣にしてみましょう。

独学の勉強では間に合わないと感じたら

英検®の勉強は、テキストを効率良く使えば独学で勉強して合格することが可能です。

実際、独学である程度のところまでは合格できるという方も少なくないでしょう。

しかし、独学では知識に偏りが出てしまうこともありえます。

特に、ライティングやスピーキングの能力を高めるためには、独学では限界があります。

バークレーハウス語学センターでは英検®に精通した講師が行う、エッセイ添削により、ライティングの知識が習得できます。

また、独学では十分な学習効果が得にくい二次試験のスピーキングの対策もネイティブ講師が丁寧に指導し、英語の正しい発音やイントネーションを身につけられます。

基本的に授業はマンツーマン形式で、苦手な技能を重点的に勉強することも可能です。

実際の英検®対策コースが無料で受けられる、無料体験レッスンも随時行っておりますので、気になる方は下記の「実用英語技能検定」をぜひチェックしてみてください。

試験日に向けて計画的な勉強を

英検®は毎年3回実施されていて、受験する会場や形式によって日程が異なります。

また、英検®の合格証明書の発行には、受験に合格してから1ヶ月半から2ヶ月程度かかりますので、就職活動や受験に利用する際には、英検®のスケジュールをよく確認してから申し込みましょう。

そして、英検®に合格するためには、計画的な勉強を進めることも大切です。

独学で勉強をして合格することも可能ですが、学校や仕事などの日常生活と両立が難しいと悩みを抱いている方は、スクールに通って、プロの力を借りて合格を目指すことも検討してみてください。

バークレーハウスでは、英検対策も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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