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2020/10/12

IELTS for UKVIとはどんな英語試験?基礎知識を知ろう!

この記事を書いた人

バークレーハウス IELTSプログラム総責任者/IDP公式IELTS教員研修修了
正木 伶弥 Reiya Masaki
中学卒業後に単身渡英。ロンドン大学クイーン・メアリー校卒業。日・英バイリンガル。豊富な海外生活経験や、資格試験受験経験から日本人が最も苦手とする「スピーキング・ライティング」に特化した独自のIELTS学習法「Mメソッド」を開発。大手IT企業のCEOや役員への英語コーチング、有名私立大学のIELTS対策講座、IELTSに特化した教材開発、IELTS単語帳、IELTS対策本などの執筆を担当。Youtubeチャンネル「満点講師 正木のIELTS学習動画」に出演し、IELTSに関する情報発信を行う。IELTS 9.0、TOEFL iBT120点、英検1級、TOEIC 980点、CELTA取得。趣味は、写真と旅行。ジェレミー・クラークソンの大ファン。

英語テストの中には、「TOEFL iBT」や「TOEFL iTP」のように、同じテストでも試験内容や実用性などの点から「種類が分かれているケース」が少なくありません。留学や移住に必要な英語力を測る英語検定でお馴染のIELTSにも、「IELTS for UKVI(UK Visas and Immigration)」という別種のテストがあることをご存知でしょうか。

目次

IELTS for UKVIとは?

IELTS for UKVIとは、ひと言で言えば「英国(イギリス)ビザを申請する際に英語力を証明する検定」のことです。英国ビザ申請に必要な英語能力証明テスト(SELT)の1つとして、英国政府から正式に認可されています。

上記の説明だけだと、「IELTSとIELTS for UKVIは同じもの?別のもの?」と疑問を持つ方も少なくありませんが、IELTS for UKVIは「通常のIELTSと問題内容は全く同じであるものの、セキュリティ面だけ強化された試験になります。試験内容は同じであるにもかかわらず、なぜセキュリティ面だけ強化されているかというと、IELTS for UKVIの誕生がイギリス政府による「英国ビザ申請の厳格化」に端を発するためです。

IELTS for UKVIの検定が誕生した経緯

2014年4月、TOEFL®やTOEIC®の試験で相次いで発生した集団不正に伴い、イギリス内政省から「ETSが運営する英語能力テスト(TOEFL®/TOEIC®)を、ビザ申請時に提出する英語力の証明として承認しない」という声明が発表されました。

TOEFL®とTOEIC®が英国ビザの申請に使用できなくなった結果、「もっと信頼性の高い英語検定が必要だ」という機運が高まり、英国ビザ申請用の英語検定としてIELTS for UKVIが誕生したのです。

後の項で詳しく紹介しますが、IELTS for UKVIは一般的なIELTSよりも、不正防止の観点から「セキュリティ性が高い」という特徴がありますが、ペーパーの問題内容自体は通常のIELTSと全く同じです。

それぞれを端的に表現すれば、
IELTSが「海外留学や海外移住に必要な英語力を測る検定」で、
IELTS for UKVIが「イギリスへの海外留学や就労向けに特化した英語検定」となります。

IELTSとIELTS for UKVIには違いはあるの?

IELTSとIELTS for UKVIは、受験料や受験会場などの要素で異なる点がいくつか存在します。具体的なIELTSとIELTS for UKVIの違いは以下の通りです。

試験ごとの違い(2021年7月現在)
  IELTS IELTS for UKVI
セキュリティ 写真撮影、パスポート確認、指紋採取
鉛筆や消しゴムの持ち込み可
写真撮影、パスポート確認、指紋採取、
試験会場の録画
鉛筆や消しゴムの持ち込み不可
受験料 ペーパー形式、25,380円(税込)
コンピューター形式、26,400円(税込)
ペーパーとコンピューターともに
29,400 円(税込)
受験会場数 ペーパー形式:全国16都市
(札幌、函館、東京、横浜、埼玉、山梨、名古屋、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡、北九州、熊本、長崎)
コンピューター形式:全国4都市
(東京、名古屋、大阪、京都)
全国2都市(東京、大阪)

試験のセキュリティ性が高い

不正防止という理由から作られた経緯から、IELTS for UKVIは一般的なIELTSよりも「試験のセキュリティ性が高い」という特徴があります。例えば、IELTS for UKVIはすべてのセクションで試験中の会場内が録画されているほか、鉛筆や消しゴムといった筆記用具を持ち込むことも認められていません(試験会場で配布されます)。そのため、「鉛筆や消しゴムの中に何かを隠して会場に持ち込む」「試験官の見ていないところでスマホを閲覧する」といった不正は一切できないようになっています。

一般的なIELTSでも、受験者のパスポートの確認や指紋採取などの厳格な対策が行われていますが、IELTS for UKVIはさらに高度な不正防止策を講じているのです。

受験料が高い

IELTS for UKVIは、通常のIELTSよりも受験料が高額です。2021年7月の現時点で一般的なIELTSの受験料は、ペーパー形式の受験が25,380円(税込)、コンピューター形式の受験が26,400円(税込)となっています。

これに対しIELTS for UKVIの受験料は、ペーパー形式とコンピューター形式のどちらも29,400円(税込)となっています。

一割ほど受験料が高い点を考慮すれば、一般的なIELTSのほうが、IELTS for UKVIよりも「経済性に優れている」と言えるでしょう。

受験会場が限定されている

高いセキュリティ性を担保するため、IELTS for UKVIは限られた会場でしか開催されていません。2021年7月の現時点で、通常のIELTSが、北が札幌から南の長崎まで、全国16都市(コンピューター形式は4都市)で開催されているのに対し、IELTS for UKVIの会場は東京と大阪の2都市のみとなっています。

「そもそもIELTSがどんな英語検定なのかがよく分からない」、「IELTSについて詳しく知りたいという方であれば、以下のページをご参照ください。」IELTSの基礎知識から受験方法、出題される問題の傾向などを詳しく紹介しています。

IELTS for UKVIの試験ではどんな問題が出題される?

一般的なIELTSから派生して誕生したIELTS for UKVIですが、試験内容に関しては従来のIELTSと変わりありません。

具体的にはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの技能に分類された試験問題が出題される点を含め、難易度から採点方法に至るまで、通常のIELTSと一緒です。また、IELTSのように「目的に応じてアカデミックとジェネラルの2種類が存在する」という点も同じです。IELTS for UKVIのアカデミックとジェネラルの違いをひと言で表すと、以下になります。

  • IELTS for UKVI Academic(アカデミック)・イギリスに留学や就労をする際に必要となる英語力を証明するテスト

  • IELTS for UKVI General Training(ジェネラル)・イギリスに移住をする際に必要となる英語力を証明するテスト
これらの点を踏まえると、「IELTS for UKVIの学習方法や受験対策」に関しても、IELTSと同様で問題ありません。別々の試験対策が必要なく、同じ学習方法でどちらのテストにも挑戦できる点は、IELTSの受験を志す人にとって嬉しいポイントと言えるでしょう。

ちなみにIELTS for UKVIだけに限らず、英語試験を受ける際は「オフィシャルサイト」から試験情報を確認するようにしましょう。これは資格試験の試験概要は変更される可能性があるためです。災害や感染症などの影響により試験会場が変わったり、税率の変更に伴い受験料が変更されたりするケースも珍しくありません。万が一の際にすぐ対応できるようにするため、英語試験のオフィシャルサイトは定期的に確認することをおすすめします。

イギリスへの留学や移住はIELTS for UKVIを受けるべき?

さて、イギリスへのビザ申請のために作られたIELTS for UKVIですが、実際に「イギリスへの留学や移住を検討している人」の場合は、IELTS for UKVIを必ず受けるべきなのでしょうか。

結論から言えば、絶対にIELTS for UKVIである必要はありません。

確かにIELTS for UKVIは、イギリスへの海外留学や移住の際に英語力を証明できる英語テストの1つとなっています。しかし、申請先の機関が「IELTS for UKVIのスコアが必要」と指定をしていない限り、通常のIELTSでもビザ申請に必要な英語力を証明できます。つまり、IELTS for UKVIは「大学や教育機関がスコアの提示を求めている時」にだけ受験をする必要があるのです。

IELTS for UKVIは、裏を返せば「イギリスのビザ申請にしか使用できない」うえ、受験料の高さや受験会場の少なさも相まって、あえて受験をする利点は少ないのです。ビザ申請に必要なスコアは、イギリス移民局のホームページや各教育機関の公式サイトで確認できるので、目的を定めたうえでIELTSを受けるか、IELTS for UKVIを受けるか決めることを推奨します。

IELTS Life Skillsとは?

最後に、IELTS for UKVIの試験と合わせて、調べる方が多い「IELTS Life Skills」についても紹介しておきましょう。

IELTS Life Skillsとは、その名の通り英国で「生活に必要な英語力」を証明する英語資格です。IELTS for UKVIが英国への移住や留学に必要な資格であるのに対し、IELTS Life Skillsは「配偶者ビザやパートナービザの申請」、「永住権および市民権の申請」に使える資格となります。目的に応じてA1とB1の2種類に分かれますが、詳しい情報は以下の通りです。

  IELTS Life Skillsとは
IELTS Life Skills A1 IELTS Life Skills B1
受験料 20,500円
試験の内容 スピーキングとリスニング
採点基準 ・情報を取り入れる能力
・情報を伝達する能力
・コミュニケーションがとれるスピーキング力
・議論に参加する姿勢
成績証明書の発行 試験日から6日目に発行され郵送
テスト時間 16-18分 約20分
何に必要な試験? 扶養家族向けビザ、配偶者ビザの発行 永住権および市民権の申請

図に記載しているように、IELTS Life Skillsはスピーキングとリスニングのみを測る試験となります。受験者2名に対し1名の試験官で行われ、試験時間も20分前後と短い時間で完了するのが特徴です。試験会場が東京と大阪のみ(2021年7月現在)なのはIELTS for UKVIと同じですが、受験料に関してはIELTS Life Skillsのほうが低く設定されています。

ちなみに、IELTSはスコアで英語力を測る資格ですが、IELTS Life Skillsに関しては、「合否で判定する」という特徴があります。

IELTS Life Skillsの試験内容

先に挙げた通り、IELTS Life Skillsはスピーキングとリスニングを測る試験ですが、試験内容は英語試験の中でも特殊です。例えば、趣味や出身地などの身近な話題について試験官と会話をするほかにも、2人の受験者同士で自己紹介や会話も行います。これは、試験の目的が「日常の英語で他人とどれだけうまくコミュニケーションできるか」を測るためです。正しくコミュニケーション力を測る目的から、同じレベルの能力を持つ別の受験者とペアを組んで試験を行います。

IELTS Life Skillsは、セクション数や試験時間などの点から、一見すると「簡単そう」という印象を受けるかもしれません。ですが、IELTS Life Skillsの試験では「情報を取り入れる能力」や「情報を伝達する能力」、「コミュニケーションがとれるスピーキング力」がチェックされます。特別な対策こそ必要ありませんが、合格のためには「英語の会話を楽しめる程度の英語力」は必要となるでしょう。

英国ビザの申請方法とは?

イギリスにおける主なビザの種類
種類 概要
学生ビザ イギリスに留学するために必要となるビザ
観光ビザ 6ヶ月未満の就学が可能となるビザ
短期学生ビザ 語学学校での就学が可能となるビザ(最長11ヶ月まで)
ワーキングホリデービザ 2年間の滞在と就労が可能となるビザ(18歳から30歳まで)
結婚ビザ イギリス人と結婚した際に配偶者に必要となるビザ

最後に英国ビザを申請したい方に向けて、ビザの種類と申請方法を簡単に紹介しておきましょう。図のように、英国には数多くのビザが用意されており、目的に応じて取得するビザも変化する仕組みです。具体的な申請方法としては、イギリス大使館のオフィシャルサイトからオンライン申請をした後に、提出書類をアップロード。その後は、英国ビザ申請センターに来館して生体認証などの手続きを行い、晴れてビザが発行されます。

一連の申請方法は、英国ビザ申請センターのオフィシャルサイトに記載されているため、必要に応じて参考にしてください。

イギリス ビザ申請概要 | ロンドン留学センター

イギリスに限らず、ビザを申請する際は各国の大使館のオフィシャルサイトで、必要書類や手続き方法などを確認してください。これは、政府の方針や社会情勢の変化に伴い、ビザの取得条件が変わるケースが多いためです。ビザ申請を確実に行うためには、しっかりとリアルタイムの情報を確認して申請を行うようにしましょう。また、法律事務所や旅行代理店の中には、ビザ申請の代行サービスを提供していることもあるので、手続きが難しい場合は依頼を検討してみるのも手です。

今回は、IELTS for UKVIの基礎知識や、通常のIELTSとの違いについて詳しく紹介しました。IELTSの受験を希望する方の中には、漠然とイギリスへの留学や移住を考えているけども、「IELTS for UKVIのスコアが必要かどうか分からない」という方もいますが、IELTS for UKVIは一般的なIELTSと試験内容が一緒なので、しっかりとIELTSのテスト対策を行っていれば問題なくスコアを取得可能です。

このIELTSのテスト対策ですが、中には「どうやって勉強するの?」、「独学ではスピーキングやライティングが不安」という方も少なくないでしょう。そんな不安を抱える方であれば、バークレーハウスのレッスンを受講してみてはいかがでしょうか。短期間でIELTSのスコアをアップしたい方、留学や移住に必要な目標スコアを達成したい方に向けた、最適なレッスンプログラムを取り揃えています。受講できるプログラムの種類や、具体的の内容について詳しくは、以下のリンクをご参照ください。

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