2024/12/12

正規留学するなら留学エージェント!基本知識から手続きまで徹底解説

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この記事を書いた人

バークレーハウス留学チーム BerkeleyHouse
海外大学・語学学校・ボーディングスクールの提携パートナーとして、日本全国の学生の海外進学をサポート。英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を、50年以上にわたって提供。IELTS・TOEFL対策のリーディングカンパニーとして、東京と名古屋にIELTS公式テストセンターを展開。

海外の教育機関に正規留学する場合、語学留学に比べて、より複雑な手続きが必要となります。

そこで、手続きを確実に進めるために利用したいのが、留学エージェントです。

経験と実績が豊富な留学エージェントのサポートを受けることで、慣れない手続きも安心して進められます。

しかし、正規留学を目指す方のなかには、十分な情報が得られず不安に思っている方や、どの留学エージェントを選べばいいかわからず、迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、正規留学を目指す方に向けて、留学エージェントを利用する際のメリットとデメリット、おすすめのエージェント、選び方のポイントなどを解説します。

正規留学を実現させるために、信頼できる留学エージェントを選ぶための参考にしてください。

目次

正規留学とは?留学方法別の基礎知識

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正規留学とは、海外の高等教育機関に正式に入学し、学位を取得することです。

日本の教育機関とは異なり、現地の学校で学び、卒業することが求められます。

正規留学を成功させるためには、事前にしっかりとした準備が重要ですが、留学方法別で必要なプロセスや手続きは異なります。

以下では、留学方法別に正規留学の基本的な情報や留学までのプロセスなどについて解説します。

高校留学について

高校留学は、海外の高校に入学し、現地の教育システムのなかで学びます。

主に、以下3つの方法があり、目的や留学期間に応じた選択が必要です。

  • 卒業留学
  • スタディアブロード
  • 交換留学

「卒業留学」の場合、海外の高校に留学し、卒業まで現地の学校に通う留学方法です。

卒業後はそのまま現地の大学に入学することも可能で、日本の大学を受験する場合は帰国生入試やAO入試を設けている大学もあります。

自分が進学したい大学、学部・学科の入学要件について、事前に調べておくことが大切です。

「スタディアブロード」は日本の高校を休学し、海外の高校に留学する方法です。

帰国後は日本の高校に戻り、卒業します。

興味がある方は、自身が所属する高校や志望校にこの制度があるか確認しておきましょう。

「交換留学」は、日本の高校に在籍したまま、協定校のある海外の高校に一定期間留学する制度です。

学校生活やホストファミリーとの生活を通じて、国際交流や文化交流をすることを目的としています。

留学中は「日本を代表して交換留学に来ている」という自覚をもち、積極的に異文化理解を深めることが期待されるでしょう。

大学・大学院留学について

大学・大学院への留学では、海外の大学に入学し、学士号や修士号、または博士号の取得を目指します。

現地の学生とともに専門分野を学ぶため、入学するには一定の英語力が必要です。

また、海外の大学は在学中の勉強が日本の大学よりもハードだといわれています。

授業の予習・復習は必須で、課題の量も多いため、留学には覚悟が求められます。

留学中に挫折することがないよう、しっかりとした目的意識や目標をもつようにしましょう。

留学を通じて異なる言語で専門分野を学ぶことで、高い語学力や専門知識を身に付けられます。

さらに、世界中から集まる留学生や、現地の学生とともに生活を送ることで、国際的な視野を広げ、グローバルに活躍できる力を養えるでしょう。

ディプロマについて

ディプロマ(Diploma)は公式証明書という意味で、選択したコースを修了し、必要な単位を取得したことを証明する公式な資格のことを指します。

たとえば、海外の大学で1年次の課程を修了してディプロマを取得すると、他国の大学で同じ学科の2年次に編入できる場合もあります。

また、児童英語教師資格やアロマセラピストなど、特定の職業に繋がる資格を取得できるディプロマコースもあります。

ディプロマは、海外留学後の現地就職や日本での就職活動にも役立つため、自分が将来希望する仕事の分野に関するものがある方は、取得を目指すのがおすすめです。

準備コースについて

準備コースは、特定の学位プログラムに入学する前の準備として、必要な基礎知識やスキルを学ぶプログラムです。

ファウンデーションコースとも呼ばれ、大学で専門的な授業を受けるために必要な英語力やアカデミックスキル、専攻分野の基礎知識を身に付けることが目的です。

イギリスやオーストラリア、ニュージーランドの大学は通常3年制で、日本の大学1年次に学ぶ一般教養課程は入学前に修了していることが前提です。

そのため、上記の国に留学を目指す場合、日本の高校を卒業しただけでは入学要件を満たせず、直接進学することは基本的に難しいとされています。

海外の3年制大学に進学したい場合は、日本の高校卒業後、準備コース(ファウンデーションコース)を受講することが求められます。

正規留学を成功させるためにエージェントを利用する理由

正規留学は、かならずしもエージェントを利用しないといけないわけではありません。

しかし、学校選定や生活環境の情報収集、ビザの手続きなど、さまざまな面で準備が必要です。

留学エージェントはこれらの準備をサポートする専門家であり、留学を成功させるために欠かせない存在となります。

エージェントを利用することによって、留学の不安を軽減し、手続きや準備がスムーズに進みます。

留学エージェントが提供するサポート

留学エージェントは、留学準備を多岐にわたってサポートします。

具体的なサポート内容としては、以下のようなものが挙げられます。

留学エージェントが提供するサポート内容

  • 留学先の情報収集
  • 学校選び
  • 入学手続き(出願書類作成や面接対策)
  • ビザ申請
  • 住居の手配
  • 出発前の準備

まず、希望する専攻や学びたい内容に合った大学を選定し、入学手続きを円滑に進めるサポートをしてくれます。

さらに、留学ビザの申請手続きをサポートし、必要書類の確認や注意点をアドバイスします。

また、現地での住居手配や、提携アパートメントの紹介もおこない、住まいに関する不安を解消します。

出発前には必要な書類や持ち物、現地生活のアドバイスも提供し、留学生活のスタートをスムーズに切れるようにサポートしてくれます。

エージェントなしでは解決できない留学の課題とは?

エージェントなしで留学を進めると、いくつかの課題に直面することがあります。

  • 現地の情報収集が難しい
  • 手続きが煩雑
  • 留学中にともなう不安やストレスの軽減

まず、留学先の情報収集が難しく、学校のカリキュラムや生活費、住居情報などを集めるには時間と労力がかかります。

エージェントは信頼できる最新情報を提供し、選択肢を絞る手助けをしてくれます。

また、入学手続きやビザ申請は国ごとに異なり、手続きが複雑です。

エージェントはこれらを熟知しており、円滑に進めるためのアドバイスをくれます。

文化や言語の違いにも対応し、事前にサポートを提供することで、スムーズな適応をサポートします。

さらに、留学にともなう不安やストレスを軽減するために、現地での問題解決や緊急時対応もおこなってくれるため、初めて留学する方でも安心です。

このように、エージェントは留学を成功させるために重要な役割を果たします。

エージェントを利用するメリット・デメリット

エージェントを利用する最大のメリットは、手続きの負担が軽減されることです。

エージェントは留学手続きに精通しており、忙しい方でもスムーズに準備を進められます。

効率的に準備できるため、余った時間で語学力を高めることも可能です。

また、現地サポートが受けられ、トラブルが発生した際も安心です。

一方、デメリットとしては、費用がかかることが挙げられます。

サービス内容によって料金が異なるため、費用を抑えたい場合は、自己手続きで対応できる部分を確認すると良いでしょう。

また、エージェントの対応国や提携校に制限があることもあります。自分で情報収集すれば、より多くの選択肢を選べます。

語学留学との違いは?

語学留学と正規留学では、留学の目的や留学期間、得られる資格などに違いがあります。

どちらを選択するべきかは、自身の留学の目的やスケジュール、語学力などによって異なります。

語学留学の主な目的は語学力の向上です。

多くの場合、1週間〜1年未満の短期間、私立の語学学校や大学付属の語学学校などに通い、言語スキルの向上を目指します。

一方、正規留学の目的は、学位や資格を取得することです。

一般的に1年以上の期間が必要で、大学や大学院の学位取得を目指す場合は、数年以上の長期間を要します。

正規留学では、語学力だけでなく、専門知識やキャリア形成が重視されます!

正規留学エージェントの選び方

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学校選びから入学手続き、現地での生活まで、正規留学をトータルでサポートしてくれるエージェントは、留学生にとって心強い存在です。

しかし、エージェントによって取り扱う国や学校、サポート内容、費用などは異なります。

そのため、どのエージェントが自分に最適なのか、選び方がわからない方も多いのではないでしょうか。

以下では、自分の希望に合った、正規留学エージェントを選ぶ際の具体的なポイントを5つ紹介します。

1. 親身なカウンセリング

留学エージェントを選ぶ際は、親身なカウンセリングが受けられるところを選びましょう。

正規留学は将来のキャリアを見据えた大きな決断のため、留学前に抱える不安や疑問に丁寧に対応してくれるエージェントを選ぶことで、安心して留学を始められます。

また、専門知識をもったカウンセラーが在籍しているかどうかも重要なポイントです。

多くのエージェントは無料相談を実施しているため、一度カウンセラーに相談し、しっかり話を聞いてくれるところを選ぶといいでしょう。

2. JAOS加盟団体や実績もチェック

JAOS(Japan Association Overseas Studies)に加盟しているか、豊富な合格実績があるかなど、客観的な事実やデータも判断材料として有効です。

留学エージェントは大手から個人運営のものまで含めると、約400〜500社存在するといわれています。

そのなかで信頼できるエージェントを選ぶには、長年の実績や専門的な知識をもっているかなどが判断基準となります。

また、自分が希望する留学先や大学への合格実績があるかもあわせて確認するといいでしょう。

3. サポート体制

現地でのサポート体制が整っているかどうかも、エージェントを選ぶうえでの重要なポイントです。

異なる言語や文化のなかでの留学生活では、思わぬトラブルに巻き込まれることも考えられます。

緊急時の対応や生活サポートが充実しているエージェントを選ぶことで、いざというときも安心です。

なかには、24時間対応の電話サポートや現地スタッフのサポートを提供しているところもあるため、事前にサポート内容をチェックしましょう。

4. 費用

留学エージェントを利用する際にかかる費用は、エージェントによって異なります。

費用対効果を考慮し、明確な料金体系をもつエージェントを選ぶことが重要です。

なかには、「手数料無料」と謳っているものの、あとから追加料金が発生するケースもあります。

そのため、エージェントを利用する際は隠れた費用がないか、一つのサービスがいくらで提供されるのか、しっかり確認するようにしましょう。

5. 口コミと評判

実際にエージェントを利用した方の口コミや評判は、信頼できるエージェントを選ぶのに役立つ情報源です。

たとえば、「カウンセラーが親身に相談に乗ってくれた」「志望動機書やエッセイの添削が参考になった」といった口コミはとても参考になります。

エージェントのHPや口コミサイトはもちろん、SNSなどで検索するのも、実際の声を知るため有効でしょう。

正規留学ならバークレーハウス

バークレーハウスは、アカデミック分野において長年の留学サポート実績をもつ留学サポートエージェントです。

これまでに8,000名以上の方々の正規留学を支援し、海外のトップ大学や大学院への合格実績も豊富です。

正規留学を中心に、語学留学においてもさまざまな国における多様なプログラムを提供しています。

JAOS認定の専門カウンセラーによる個別カウンセリングと手厚いサポートが特徴です。

また、老舗の語学学校として、IELTS公式センターとしての強みを活かし、留学支援から語学対策、IELTS受験と、語学対策から出願までワンストップでサポートしています。

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