私は神戸大学の人文学研究科で修士号を取得し、その間イギリスに交換留学しました。その時の指導教官がちょうどオックスフォード大学ハートフォード・カレッジと交換留学提携を結び、第一期生として私が選ばれました。

渡英したのは2013年10月で、現地で修士論文を書き上げることになりました。オックスフォード大学は大学全体の下位に50ぐらいのカレッジがあり、入試の際はいずれかのカレッジを選ぶ必要があります。学生は基本的に自分がつきたい教官が所属しているカレッジを選びますが、私の場合はカレッジが指定されていたので、選ぶ苦労はありませんでした。

Hertford Collegeの学舎を結ぶ「Bridge of Sighs」001

オックスフォード大学では、ビジネスや理系の授業ならゼミや講義もありますが、文系の授業は基本的に教授とマンツーマンで行い、コマ数が少ない分大量の読み物や論文執筆があり、授業では文献を読んで考えたことや学生が書いて教授に送っておいた論文の考証をします。この際、英語の読み書きができないと苦労しますが、実はスピーキングも非常に重要です。自分の考えを論理的に、適切な語彙を選んで話を展開していき、教授の鋭い指摘を理解し反応する力が必須です。

Christ Church College, Oxford006

そのため、オックスフォード大学は留学希望者に課す条件としてスピーキングが試される英語能力試験、特にIELTS、を指定します。IELTSで6のスコアがあれば応募できます。もちろん、スコアは高ければ高いほど有利ですが、実際に大学生活を送るうえで必要な能力を直接測る試験なので、「高いスコアが取れたけど、実際は話せない」ことはありません。ある程度のスコアが出ていればイギリスで生活できます。

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Christ Church College, Oxford 003

課外活動も刺激が豊富です。各カレッジには学部生、大学院生、教員のための「コモン・ルーム」という施設があり、それぞれで自主ミニ・シンポジウムや交流会などが行われるので、授業が教授とマンツーマンであってもちゃんと仲間ができます。専門分野が異なる仲間と学術的な討論ができれば視野が広がることを実感しました。オックスフォード大学の大学院生の9割が外国人なので世界各地出身の仲間ができます。また、カレッジ同士で交流会もあります。

Thames Path, Oxford005

オックスフォードの街そのものも面白いです。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの原作者トールキン、『ナルニア国物語』シリーズのルイス、『不思議の国のアリス』のキャロルは全員オックスフォード大学の教授でした。そのため、これらの小説ゆかりの場所が多いです。中世からあるオックスフォード城、街の中心にあるカーファックス時計塔、そしてアーケード型市場、緑が多いテムズ川など見所が多く、授業や図書館での作業の息抜きに困りません。また、各種学生サークルがあるので生きた英語に触れる機会が多い大学と言えます。

Big Ben, London001

事前に英語のスピーキング力を意識して勉強してよかった、と思った具体的なエピソードを一つ。日本では受けることができないけれど、イギリスでは必須の予防接種があります。日本人留学生は誰一人受けていないので、全員まとめて受けさせられますが、短期語学留学の学生も、正規学生も、私のような交換留学生も集団で受けます。その際、短期語学留学の学生は到着したばかりなのでまだ英語が話せず、私が簡単に通訳することになりました。

Oxfordで有名なパブThe Castle Tavern002

日本人留学生は多くないので、必然的に現地の人や共通言語が英語の留学生仲間とやり取りすることがほとんどでした。たったの3か月間で夢のような留学生活でしたが、本当に私の糧となるものでした。帰国後、オックスフォード大学留学経験者の集いで、ハートフォード・カレッジから神戸大学に交換留学した第一期生の男性と偶然お会いしました。私と彼が交換されていたのだと気づいて話が盛り上がりました。

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