スワヒリ語 学習


スワヒリ語を話す国はどんな国?

スワヒリ語は、ケニア、タンザニア、ウガンダなど東アフリカの国々で使われています。数多くの部族がそれぞれに言語をもっているこの地域で、共通語として最も重要な言語となっています。

「スワヒリ」とはアラビア語で「海岸」を意味し、東アフリカの海岸地帯に成立した言葉です。この地域にはアラビア半島などの商人が多く訪れ、現地の人達が話すアフリカの言葉(バトゥー系諸語)と商人達が話すアラビア語が合わさりスワヒリ語が誕生しました。文法的にはバトゥー系諸語と同じですが、語彙の多くはアラビア語からきています。

スワヒリ語はローマ字で書かれており、発音もローマ字を読むのとほとんど同じです。

基礎会話とフレーズ

ジャンボ!(jambo!) こんにちわ(返事もジャンボ)
ハバリヤコ?(habari yako?) ごきげんいかがですか
ンズリ(nzuri) 良いです/悪いです
クワヘリ(kwa heri) さようなら
アサンテ(asante) ありがとう
ポレサーナ(Pole sana) すみません
ンデョー(ndiyo)/ ハパナ(hapana) はい / いいえ
ポレポレ(Pole pole) ゆっくりと

スワヒリ語 基礎

「ンデョー(はい)」のように「ん」から始まる単語がたくさんあります。スワヒリ語を覚えると、しりとりに終わりがなくなるというわけです。

スワヒリ語のことわざ:Kupotea njia ndiko kujua njia.(道に迷うことは、道を知ること)

目上で偉い人に対してだけ使われる挨拶もあります。「シカモー」または「シカムー」で、意味としては「貴方の足をつかみます」で、 かなり謙っていることを表わしています。それに対する返事は「マラハバ」です。