2022/05/19

社会人の留学にかかる費用相場は?もっともおすすめな短期の語学留学を紹介

この記事を書いた人

バークレーハウス編集部 BerkeleyHouse
東京・市ヶ谷にある語学スクール。IELTS公式テストセンターの運営のほか、IELTSやTOEFLの対策講座、英語や中国語をはじめとする40言語に対応した語学教育を提供。

海外留学は学生だけでなく、社会人にもおすすめです。

社会人ともなると、学生のときにはなかった柔軟な視点や、実務スキルが身についていて、留学によって実用的なスキルを習得しやすくなります。

本記事では留学を考えている社会人の方に向けて、留学費用の目安を解説しています。

国や留学方法ごとの留学費用、そして留学費用がおさえられる物価の安い国も紹介しています。

渡航先や留学期間を決める際に役立ててください。

目次

費用は留学方法によって変わる!社会人が選べる留学方法とは

費用は留学方法によっても変わります。

社会人が選べる留学方法にはどのようなものがあるのか、またおすすめの方法について紹介します。

社会人が選択できる留学の種類

社会人での留学は大きく2つに分けると、連休や長期休暇を利用する短期留学と、休職や退職をして行く長期留学があります。

短期留学
・語学留学 
・海外ボランティア
・海外インターンシップ
・親子留学
長期留学
・大学留学
・大学院留学
・ワーキングホリデー
・語学留学
・海外ボランティア
・海外インターンシップ
・親子留学

社会人におすすめの留学方法

仕事がある社会人にとっては、期間と費用の面から短期留学がおすすめです。

長期留学となると休職や退職の必要があります。

しかし、なかなか留学のために休職するのは難しいですよね。

また、退職は人生に大きな影響のある思い切った決断です。

短期留学ならキャリアにブランクを発生させることなく、安心して勉強できます。

長期留学と比較して、費用の面でも大きな負担になりにくく、仕事を続けながらスキルアップができます。

短期留学の中でも、特におすすめなのが語学留学でビジネス英語を学ぶことです。

ビジネスでは日本の英語教育では習わないような言い回しや、決まったフレーズが登場します。

留学でビジネス英語が身につけば、帰国後の仕事でも英語を活かすことができ、キャリアアップにつながります。

【1週間】社会人が短期の語学留学をしたときの費用相場

社会人が1週間の短期語学留学をした場合の費用相場を、アメリカ・フィリピンを例に紹介します。

アメリカなど先進国の場合

項目費用
学費(授業料、入学金、教材費)約8万円
航空券代(往復)約10万円
留学保険代約1万円
ビザ代0円
滞在費約5万円
生活費(食費、日用品代、通信費)約5万円
交際費約2万円
交通費約1万円
合計約32万円

アメリカ留学では学費や航空券代、滞在費が、フィリピン留学と比べて高額です。

なお、週に18時間以上のレッスンを受ける場合は、1週間の滞在でも学生ビザが必要になるので注意が必要です。

フィリピンなど物価の安い国の場合

項目費用
学費(授業料、入学金、教材費)約5万円
航空券代(往復)約5万円
留学保険代約1万円
ビザ代0円
滞在費約1万円
生活費(食費、日用品代、通信費)約2万円
交際費約1万円
交通費約1万円
合計約16万円

フィリピン留学は学費と航空券代の安さが魅力です。

語学学校によっては、授業料・滞在費・食費を学校にまとめて支払うシステムになっています。

費用は留学する国と留学方法によって変わる

社会人なら1週間の語学留学が、もっとも挑戦しやすい留学方法です。

とはいえ、前項でも紹介したように、留学費用は国によって大きく異なります。

留学費用が高くなりやすいのはアメリカをはじめとした、イギリス、カナダ、オーストラリアといった欧米の先進国です。

これらの国は授業料、滞在費、物価が高いのが特徴です。

反対に留学費用を抑えやすいのは、フィリピンやマルタ、フィジーといった国々です。

これらの国は物価や滞在費が安いだけでなく、授業料も比較的安く、マンツーマンレッスンを受けやすいのも魅力です。

近年留学先として人気が高まってきてはいますが、まだまだ穴場であり、費用を抑えたい場合の留学先としておすすめです。退職が必要となるような長期留学では、授業料や滞在費、生活費の負担も大きくなり、国ごとの留学費用の差がさらに開きます。
長期留学を検討する場合は、収入が途絶えることもあるので、費用について慎重に検討する必要があります。

費用が安い!社会人の1週間留学におすすめの国

前述のとおり、フィリピンやフィジー、マルタは留学費用が安く、社会人の1週間留学におすすめです。

それぞれの国の特徴や授業スタイル、どのような国籍の留学生が多いのか、日本人の比率などを紹介します。

フィリピン

フィリピンはアジアの中の英語圏として、地理的に近いため渡航費も安く済み、時差もあまりありません。

授業料や物価、滞在費も安く、留学するには魅力的な国です。

フィリピン留学は日本人と韓国人に人気があり、留学生の8割ほどを占めています。

フィリピンでの語学留学では、多くの場合マンツーマンレッスンを実施しています。

講師と1対1で英語を学べるため、きめ細やかな指導を受けられ、自分のペースで学習を進められます。

欧米をはじめとした世界の語学学校では、グループレッスンが主流となっています。

じっくり英語を勉強したい人には、フィリピン留学が向いているといえます。

フィジー

フィジーはオーストラリアの東側、南太平洋に浮かぶ島々で形成される国です。

過ごしやすい気候や、フレンドリーな国民性が特徴です。

フィジーでの授業はグループレッスンが中心ですが、マンツーマンレッスンも開講されています。

日系の語学学校が多いため、フィジーに訪れる留学生のほとんどを日本人が占めます。

英語にまだ自信がない場合には、日本人が多い環境は困った時にもすぐに相談ができる利点があります。

マルタ

マルタは地中海の島国です。

イタリア・シチリア島の真下に位置し、ヨーロッパの人々からリゾート地としても、語学留学先としても人気を集めています。

マルタの公用語はマルタ語と英語です。

フィリピンやフィジーと比較して、ヨーロッパ出身の留学生が多いのがマルタ留学の特徴です。

そのほか、ブラジルやトルコなどからも留学生が集まります。アジア出身の留学生が少ない国を選びたい場合は、マルタがおすすめです。

マルタ留学での授業は基本的にグループレッスンです。ディスカッションやペアでの英会話練習が行われるため、さまざまな国籍の学生と話せるチャンスにもなります。

まとめ

社会人にとっては休職や退職の必要がない短期留学が、もっとも挑戦しやすい留学方法です。

短期留学の中でも特に、キャリアアップにつなげやすい語学留学はおすすめです。

留学費用は、国や留学方法によって大きく変わります。

たとえばアメリカとフィリピンでは、留学費用に大幅な差があります。

費用が安い留学先は、フィリピン、フィジー、マルタです。

社会人で留学を検討している方は、参考にしてください。

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